規制地域のマンションを保有する非居住の1住宅所有者が抱えるチョンセ(韓国特有の賃貸制度)貸出残高が5兆ウォンに迫ることが明らかになった。金融当局が来月発表する不動産総合対策に、こうした層を狙った規制案が盛り込まれる可能性も指摘されている。
14日、国会政務委員会所属のイ・インヨン共に民主黨議員室が金融監督院から提出を受けた資料によると、今年3月末基準で銀行業界の1住宅所有者向けチョンセ(韓国特有の賃貸制度)貸出残高は13兆2000億ウォン、契約件数は8万9000件と集計された。
地域別ではキョンギが5兆ウォン(3万3000件)、ソウルが3兆2000億ウォン(2万件)、インチョンが1兆ウォン(7000件)の順で、首都圏の比重が高かった。とりわけソウル全域とキョンギの一部規制地域のマンションを保有する借り手のチョンセ(韓国特有の賃貸制度)貸出残高は4兆9000億ウォンに達した。
当局がチョンセ(韓国特有の賃貸制度)貸出の規制案をめぐり最終段階の検討を続けるなか、市場では規制地域の住宅を保有したまま他所にチョンセ(韓国特有の賃貸制度)で居住する非居住の1住宅所有者が主要な規制対象になるとみている。実需目的より投資色が強いと判断され得るためだ。
政府はチョンセ(韓国特有の賃貸制度)貸出が住宅価格の上昇をあおった側面があるとみている。李在明大統領も最近、チョンセ(韓国特有の賃貸制度)貸出の拡大が住宅価格の上昇とチョンセ(韓国特有の賃貸制度)詐欺の原因の一つだと指摘した経緯がある。
現在、チョンセ(韓国特有の賃貸制度)貸出は住宅都市保証公社、韓国住宅金融公社、ソウル保証保険などの保証を基盤に取り扱われている。当局はこれら機関の保証比率を現行の80%からさらに引き下げる案を有力に検討しているとされる。
規制地域にマンションを保有する非居住の1住宅所有者に対する新規のチョンセ(韓国特有の賃貸制度)貸出保証を制限し、既存貸出の満期延長を阻む案なども取り沙汰されている。ただし、親の介護や職場の移動などやむを得ない事由がある場合には、例外を認める案も併せて検討される見通しだ。