4月と5月の2カ月連続で米国株を純売り越ししていた「ソハクケミ」(海外株式に投資する韓国個人投資家)が、今月に入り純買い越しへ転じた。買いの分野は人工知能(AI)半導体関連銘柄とレバレッジ商品に集中した。
14日韓国預託決済院の証券情報ポータル「セイブロ」によると、韓国投資家は1日〜5日に米国株を約1兆2050億ウォン純売り越ししたが、8日〜12日には約1兆2200億ウォンを純買い越しした。これにより今月1日〜12日の累計ベースでは、買い決済規模が売り決済規模を小幅に上回り、純買い越しへ転換した。
この期間に最も多く売買された商品は、フィラデルフィア半導体指数の1日変動幅を3倍で追随するレバレッジETF「ディレクシオン・デイリー・セミコンダクターズ・ブル3X(SOXL)」だった。いわゆる「ソクスル」と呼ばれるこの商品の買い規模は約2兆6700億ウォンに達した。
フィラデルフィア半導体指数は、エヌビディアをはじめ、TSMC、マイクロン、インテル、AMDなどナスダック市場に上場するグローバル半導体企業で構成される。
韓国株式市場を3倍で追随するレバレッジETF「コル(KORU)」は2位となったが、ソクスルと比べると買い額(約3140億ウォン)で8倍以上の差がある。
3月にソハクケミの純買い越し1位だったソクスルは、今月第1週(1日〜5日)までは純売り越し銘柄だったが、第2週に入り雰囲気が変わった。
フィラデルフィア半導体指数が11日に1日で約8%急騰し、直近1年で最大の日中上昇幅を記録した影響とみられる。
先月と今月第1週まで純買い越し1位を維持していたマイクロンは、純買い越し規模が縮小し、今月第2週の基準で銘柄別順位が9位に下がった.
その結果、今月1日〜12日の累計純買い越し順位はソクスル(約2兆ウォン)が1位となった。2位のマイクロン(約4400億ウォン)の5倍水準である。ブロードコム(約1800億ウォン)が続いた。