李在明大統領がKOSDAQ上場企業の自己株式を活用した交換社債(EB)発行をめぐり「株価押し下げ」だと指摘した後、上場企業の自社株買いの動きが活発化したことが分かった。
11日金融監督院電子公示システムによると 8日からこの日までに「主要事項報告書(自己株式取得信託契約締結決定)」を公示した企業は合計24社と集計された。自己株式取得信託契約は、上場企業が証券会社など金融機関と契約を結び、一定金額を預けて自社株を買い付ける制度である。大半の企業は契約締結の目的を「株主価値の向上」と明らかにした。
これは先月同様の公示を出した企業数(17社)をすでに上回る水準である。今月第1週(1〜5日)の公示企業12社まで含めると、6月に入ってからだけで計36社が自己株式取得信託契約の締結を決定した。これは今年の月別でも最も多い数値である。今年の月別公示件数は1月15社、2月25社、3月32社、4月16社などだった。
今月に入って自社株買いに動いた企業は、Pearl Abyss(1000億ウォン)、ハンセム(500億ウォン)、KISCO Holdings(100億ウォン)、T. K. Corporation(100億ウォン)、韓国鉄鋼(100億ウォン)、SOCAR(30億ウォン)、Asia Holdings(80億ウォン)、DigiCAP(30億ウォン)、Dong-Ah Geological Engineering(75億ウォン)、Huvitz(50億ウォン)、휴딕ス(50億ウォン)、BBIA(30億ウォン)、Incar Financial Service(70億ウォン)、Newtree(15億ウォン)、대한정보통신(20億ウォン)、Nuvotec(14億ウォン)などである.
前に大統領は8日、自己株式を活用してEBを発行したINTOPSに関する記事をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で共有し「こういうのが株価操作ではないのか」と書いた。該当記事は、INTOPSが発行したEBのコールオプション(買い付け請求権)構造が社債権者に株価下落を誘因し得るという疑惑を提起した。
大統領が自己株式ベースのEB発行を事実上公然と批判し、市場ではこれを自己株式を活用した資金調達よりも株主還元を強化せよというメッセージとして受け止める雰囲気だ。これにより上場企業が自社株買いと消却など株主フレンドリーな政策に積極的に乗り出しているとの見方が出ている。