ロッテ損害保険が長期保険商品の一部組織を統廃合し、経営の効率化に乗り出した。健全性悪化を理由に金融当局から適時是正措置を受けていたロッテ損害保険は先月、経営改善案を提出し、条件付き承認を得た。今回の人事改編も経営改善に向けた追随措置とみられる。

9日、金融業界によると、ロッテ損害保険は先月、長期CPC企画部門と長期サービス部門を廃止し、上位組織である長期CPC戦略グループと長期商品グループにそれぞれ統合した。同時に、当初は専務級役員が担当していた長期統括組織を常務級役員が担うことにした。これらの組織は長期保険商品の営業関連業務を行う部門である。ロッテ損害保険は今回の人事異動に該当する組織内の人員削減案は検討していないとされる。

ロッテ損害保険の社屋。/ロッテ損保提供

金融委員会は2025年11月、ロッテ損害保険に適時是正措置(経営改善勧告)処分を議決した。資本管理の適正性と持続可能性が不十分だと判断したためである。これを受け、ロッテ損害保険は2026年1月に経営改善計画書を金融当局に提出したが、金融当局が承認せず、適時是正措置の段階が「経営改善要求」へ引き上げられた。ロッテ損害保険は先月、経営改善計画書を再提出し、条件付き承認を得た。

今後ロッテ損害保険は、関連法令に基づき1年6カ月の間、不良資産整理、組織効率化、資本拡充などの経営改善計画を履行しなければならない。金融委と金融監督院は、ロッテ損害保険の経営改善計画の履行実績などを点検する。今回の組織改編も、経営改善に向けた「組織スリム化」の一環と解される。

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