現代建設が5000億ウォン規模の転換社債(CB)を発行し、太陽光と洋上風力など事業投資の原資を確保する。
9日金融監督院の電子公示システムによれば、現代建設はこの日取締役会を開き、5000億ウォン規模の無記名式無保証私募転換社債の発行を決定した。調達資金は全額を運転資金として使用する。具体的には洋上風力、太陽光、小型モジュール原子炉(SMR)、大型原発などニューエネルギー事業関連資金として投入する予定である。
現代建設は今回のCB発行で調達する資金を今年と来年にそれぞれ2500億ウォンずつ使用する計画だ。韓国の住宅市況の減速と建設業全般の収益性負担が続くなか、エネルギーインフラや原発など新規事業分野で成長動力を確保しようとする布石とみられる。
CBの引受機関はNH投資証券、韓国投資証券、キウム証券の3社である。NH投資証券が2000億ウォン、韓国投資証券とキウム証券がそれぞれ1500億ウォンずつ引き受ける。
社債の表面利率と満期利率はともに0.0%だ。別途の利払いなしに満期日に元本100%を一括償還する構造である。満期日は2031年7月7日で、分譲申し込み日と払込日は来る7月7日である。
転換価額は1株当たり15万607ウォンに定めた。これは取締役会決議日の前日を基準に算定した基準株価に15%を割増した価格である。転換請求期間は来年7月7日から2031年6月7日までだ。転換権がすべて行使される場合に発行される株式は331万9898株で、発行株式総数の2.98%水準である。
今回のCBにはコールオプションやプットオプション、早期償還権などは付いていない。株価下落に伴う転換価額調整条件も別途設けていない。現代建設の立場では利払い負担なしに長期資金を確保し、投資家は将来の株価上昇時に普通株への転換によってキャピタルゲインを得られる構造である。
現代建設は最近、原発、SMR、再生可能エネルギーなどエネルギーインフラ事業を将来の成長の柱として育成している。今回の資金調達も既存の建設業中心の事業構造から離れ、エネルギー・インフラ分野へポートフォリオを広げる動きとして解釈される。