金融監督院が外国為替市場の変動性拡大およびウォン安に対応するため、銀行界に対し過度なドル預金の誘致およびイベントを自制するよう要請した。
金融監督院は9日、キム・ソンウク副院長主宰で外国為替市場の安定化に関する銀行界懇談会を開催し、このような内容を議論した。
キム副院長は懇談会で、外国為替市場の過度な変動性拡大などに備え、銀行界自らが外国為替市場の取引規範を順守し、市場攪乱行為などの防止に向けた内部統制を強化するよう要請した。
また、為替レートの変動性が高い市場状況で、銀行のドル預金に関する過度なイベント、誘致などを自制し、為替差損リスクなどに関する消費者案内の強化などを求めた。過度な為替レート上昇などを誘発する投機的な外国為替取引などを行わないよう銀行に注意を促し、相場変動などの市場攪乱行為に対しては厳正に措置する予定だと明らかにした。
とりわけオフショアNDF(差金決済型先物為替)デリバティブ取引などが国内外国為替市場の変動性拡大、過度な一方向化などを誘発しないよう、積極的な協力を要請した。
主要銀行については、外国為替ポジションの点検周期を従来の月次から週次(または日次)に短縮し、時限的な管理を強化することにした。高度化外貨流動性ストレステストの監督措置の猶予も今年末まで延長することにした。
金融監督院は、外国為替市場の変動性拡大およびウォン安を利用した投機的取引または市場攪乱行為があるかどうかなどを、韓国銀行との共同検査を通じて点検することにした。不当な利益を目的として外国為替相場を変動させ、または固定する行為を行った場合、5年以下の懲役または5億ウォン以下の罰金に処する。
金融監督院は銀行界を皮切りに、証券・保険など業種別に順次会う計画だ。金融監督院関係者は「今後、外国為替市場の変動性拡大の持続などに備え、市場状況を綿密にモニタリングするなか、関係部署などと緊密に協力する予定だ」と述べた。