KOSPI指数が8000台を下回り急落相場となる中、SKテレコムはエヌビディアとの人工知能(AI)データセンター協業期待を背景に上昇基調を続けている。一方、斗山ロボティクスはエヌビディアとのフィジカルAI協業期待を受けて寄り付き直後に急騰したが、その後下落に転じた。

ジェンスン・フアンNVIDIA最高経営責任者(CEO)が8日、崔・テウォンSKグループ会長と会談のためにソウルの鐘路区にあるSKソリンビルに到着している。/聯合ニュース

8日韓国取引所によれば午前10時20分時点でSKテレコムは前営業日比1500ウォン(1.41%)高の10万7900ウォンで取引されている。これに対し斗山ロボティクスは取引時間中に15万4000ウォン(9.76%)まで上昇し堅調さを示したものの、その後上げ幅をすべて吐き出し3%台の下落となっている。

SKテレコムはこの日、エヌビディアとAIデータセンター構築での協力を推進すると明らかにした。SKグループによると、SKテレコムはエヌビディアのAIインフラプラットフォーム「DSX」を基盤に、半導体からデータセンター運用までを包含するフルスタック(Full Stack)AIクラウド事業を推進する計画である。

斗山グループもまたエヌビディアとの協業範囲を拡大すると発表した。とりわけ斗山ロボティクスは、エヌビディアのオープンライブラリーとAI技術を活用してエージェンティック(Agentic)ロボットOS(基本ソフト)を開発中であり、産業現場で活用できるロボットソリューションの開発についても協議している。

両社は、ロボットが作業環境を自律的に認識・判断して動作できるようにするフィジカルAI技術の高度化で協力する予定である。

業界では、ジェンスン・フアンエヌビディア最高経営責任者(CEO)の訪韓を機に韓国企業とのAI協業の議論が具体化し、関連銘柄への関心が続いているとみている。ただしこの日、韓国株式市場全般に売りが広がったことで、エヌビディア協業期待のある銘柄の間でも株価の動きはまちまちとなっている。

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