LGイノテック麻谷本社の全景。/LGイノテック提供

KB証券は5日、LGイノテックについて、人工知能(AI)基板市場で長期生産能力の確保をめぐる競争が進み、業績成長が起きると見通した。投資意見を「買い(BUY)」で維持し、目標株価を従来の160万円から200万円へ25%引き上げた。前営業日終値は117万3000ウォンである。

KB証券は、現在のAI基板市場では主要な米国大手顧客が設備投資支援、長期供給契約など好条件を提示していると分析した。これは顧客の需要が過去と異なり、短期受注を超えてメモリー半導体産業と類似する形で長期生産能力確保の競争へ拡大していることを意味すると評価した。

キム・ドンウォンKB証券リサーチ本部長は「LGイノテックのAI基板増設は単なる生産能力拡大ではなく、増設直後にフル稼働へつながる可能性が高い」とし、「今後のパッケージングソリューション事業の長期業績の可視性を高める核心要因だ」と説明した。

KB証券は、顧客の要請でフリップチップボールグリッドアレイ(FC-BGA)の新規増設を進めているLGイノテックのFC-BGA売上高は、今年の1400億ウォン水準から2030年には2兆ウォンを上回ると展望した。今年第2四半期の営業利益は前年対比1469%増の1787億ウォンと推定した。

キム本部長は「基板事業の最大の閑散期である第2四半期にも稼働率が100%を記録し、パッケージングソリューションの業績改善が持続し、北米顧客のモバイル販売の好調で光学ソリューションの業績も市場期待値を上回るだろう」と分析した。

キム本部長は、現在多数のAIデータセンター事業者とメモリー半導体3社がLGイノテックにAI基板の新規投資と早期増設を強く要請中だと伝えた。

キム本部長は「現在のAIインフラ構築で供給ボトルネックが最も深刻な部品はメモリーと基板だ」とし、「このような供給不足の状況を踏まえると、今後2年間でLGイノテックはAI基板に2兆ウォン以上の新規投資執行が必要になるだろう」と展望した。

続けて「AI基板投資はLGイノテックの中長期的な業績改善に肯定的だ」とし、「顧客が投資費支援と長期供給契約を通じて増設リスクを早期に緩和し、LGイノテックはAI基板の増設直後にフル稼働と完売によって稼働率と収益性を早期に確保可能な構造だ」と付け加えた。

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