サムスンE&A社屋の全景。/サムスンE&A提供

ハナ証券は5日、サムスンE&Aについて、中東の紛争とホルムズ海峡封鎖以後にLNG液化プラント市場への参入機会が拡大したと評価した。投資意見は「買い」(BUY)、目標株価は6万7000ウォンで据え置いた。前営業日の終値は4万9500ウォンである。

ハナ証券は、既存の北米・カタール市場でLNG液化プラント投資が続くなか、中南米・アフリカへ投資拡大の基調が表れていると分析した。

キム・スンジュンハナ証券研究員は「サムスンE&Aは類似プロジェクト(ガス前処理施設、NGL、貯蔵タンク、エチレン液化工程など)の経験値があるだけに、LNG液化の遂行能力があるとみる」と述べ、「とりわけエチレンEPCにも液化工程があり、サムスンE&Aはマイナス100〜110度の工程を遂行した経験もある」と説明した。

ただしLNG液化の遂行経験(リファレンス)が乏しいだけに、まず大型LNGプロジェクトはレガシーEPCとのジョイントベンチャー(JV)を、 中小型LNGは技術ベースのパートナーとともに受注を推進しているとキム研究員は伝えた.

キム研究員は「ハネウェルとこれまで遂行した石油化学工程のリファレンスを通じてLNG液化の受注を狙っている」とし、「現在サムスンE&AはハネウェルUOPとワバシ低炭素アンモニアプロジェクト、クレセントLC CCSプロジェクトをともに進めている」と語った。

キム研究員は、最近のミサイル、ドローンなどイランを巡る紛争が激化し、中東再建の時期が後ろ倒しになる雰囲気がサムスンE&Aの株価下落につながったと分析した。しかし中長期的にはサムスンE&Aの受注機会が大きくなると見通した。

キム研究員は「終戦以後の中東再建、イラン開発、地政学的なエネルギー需給の変化に伴う他大陸の開発の恩恵などが現れる可能性がある」とし、「投資の呼吸を長く持つべき銘柄であり、イランと米国の間で終戦が確実に示された時点での買いを勧める」と述べた。

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