NH投資証券は29日、チェジュ航空について、高い為替水準と燃料費の急騰で営業費用の増加は避けられないが、供給縮小とコスト削減、非中核資産の売却を通じて流動性を確保し、下半期の需要回復を待っていると評価した。投資意見は「中立(Hold)」を維持し、目標株価は11%引き下げた5500ウォンと提示した。チェジュ航空の前日終値は4955ウォンである。

チェジュ航空B737-8航空機

最近の高止まりする為替とジェット燃料価格の上昇で、チェジュ航空の営業費用負担は拡大した状態だ。とりわけ燃油サーチャージが急騰し、韓国発(アウトバウンド)の旅行需要は短期的な萎縮局面に入った。

チェジュ航空はこれに対応するため、収益性の低い東南アジア路線を中心に国際線を187便削減した。これは国際線全体の供給を約4%縮小した格好だ。

また6月の1カ月間、希望者を対象に短期の無給休職を実施し、老朽機材3機の売却、IT子会社エーケーアイエスの持ち分全量売却、ホテル事業の譲渡を通じて流動性の拡充を進めた。また機材の近代化も滞りなく進む見通しだ。

チェジュ航空は今年1〜3月期に売上高5162億ウォン、営業利益690億ウォンを計上し、市場予想を上回る業績となった。売上高は前年同期比34.2%増加し、営業利益は黒字転換した。

チョン・ヨンスンNH投資証券研究員は「1〜3月期の需要好調に伴う国際線運賃の上昇と、燃料費急騰分が未反映だった影響だ」と述べ、「ただし4〜6月期は短期的な需要萎縮と営業費用の上昇で営業赤字は避けられない」と分析した。

ただし下半期に向かうほど燃油サーチャージが低下し、資産価格が上昇することで海外旅行需要が回復する可能性がある。

チョン研究員は「10〜12月期から黒字転換し、来年は旅客需要の完全な回復で営業利益の回復を期待する」と述べ、「格安航空会社は路線多角化に限界が存在するだけに、バリュエーション拡大のためには機材近代化によるコスト競争力の確保がカギだ」と説明した。

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