重複上場をめぐる論争で滞っていたドクサングループの航法技術専門企業ドクサンネプコアスの上場に青信号がともった。親会社ハイメタルの一般株主がドクサンネプコアスの上場に同意したためだ。重複上場の制度改善後、株主から子会社上場の同意を得た初の事例となった。
29日ドクサングループによると、Duksan Hi Metalはこの日臨時株主総会を開催し、ドクサンネプコアス上場推進承認の件が原案可決した。全体持株比率基準の出席率78%、うち賛成率92%で通過した。特に個人株主74%が賛成、機関株主72%が賛成と集計された。
ドクサンネプコアス(旧ネプコアス)は航法、アンチジャミング技術の専門企業で2012年に設立された。2021年にDuksan Hi Metalがネプコアスを買収し、ドクサングループに編入された。昨年11月に上場予備審査を申請したが、重複上場をめぐる論争に阻まれ審査の遅延を経験してきた。
Duksan Hi Metalが臨時株主総会を通じて子会社上場の正当性を確保したとの評価が出ている。親会社の株主同意で議論されていた3%ルール(最大株主等の3%超過株式の議決権制限)、特別決議案などにすべて充足できる水準の一般株主の同意を取り付けたためだ。
ドクサンネプコアスがDuksan Hi Metalの事業部門の物的分割法人ではない点も株主同意につながった。ドクサンネプコアスはDuksan Hi Metalが372億ウォンを投資して買収した会社で、Duksan Hi Metalは上場後にドクサンネプコアス株式15万株を現物配当する計画も示した。
Duksan Hi Metal側は「臨時株主総会前に多数の機関投資家および個人少額株主と直接会い、上場の必要性や株主還元政策などを説明し、共感を形成して賛成の議決権を引き出した」と述べ、「上場後も株主向けのコミュニケーションチャネルを強化する」と語った。
一方、ドクサンネプコアスは韓国内の主要防衛産業企業であるハンファエアロスペース、LIGネクスワン、現代ロテムなどを主要顧客として確保し、昨年は485億ウォンの売上高を計上した。営業利益は約41億ウォンと集計された。KOSDAQ市場上場を目標としており、上場主幹事は大信證券が務めた。