国民年金公団基金運用本部は29日、国民年金が今年1〜3月期の運用収益率で4%台を記録したと明らかにした。

ソウル西大門区の国民年金公団ソウル北部地域本部を市民が行き来している。/News1

1〜3月期(3月末)基準の国民年金基金積立金は1526兆1000億ウォンと集計された。前年末より68兆ウォン増加した。

1〜3月期の収益率は4.42%(金額加重収益率)と暫定集計された。国民年金によると、これは海外主要年金基金と比べても高い数値である。ノルウェーGPFGは-1.9%、オランダABPは-0.5%を記録したことがある。

資産クラス別の収益率をみると、国内株式21.67%、海外株式-0.11%、国内債券-2.03%、海外債券4.98%、代替投資5.27%などである。

国民年金は今年2月の米国・イラン戦争の勃発により国内株式は投資心理が悪化し、半導体中心の上昇局面に一部調整があったと説明した。ただし二桁の上昇基調を維持し、全体の収益率をけん引したと付け加えた。

一方で海外株式は不確実性の拡大などで収益率が低下した。また国内債券は原油価格の上昇などに伴うインフレ懸念で金利が上昇するなか、債券の評価価値が下落して収益率が縮小した。海外債券はウォン・ドル相場の上昇でプラスの収益率を記録した。

代替投資資産の収益率は主に利子・配当収益と為替変動に伴う外貨換算損益が反映された結果だとする説明である。また公正価値評価は今回の成績に含まれていないと説明した。

キム・ソンジュ国民年金公団理事長は「1〜3月期の運用収益率は中東での戦争の余波で2月末の10.26%に比べやや低下したが、現在は回復し良好な成果を示した」と述べ、「国民年金は国民の貴重な老後を担う長期投資家として、いかなる困難な状況でも揺るがない運用哲学と徹底したリスク管理で収益率の向上に最善を尽くす」と語った。

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