金融監督院がTongyang Life Insuranceの完全子会社編入を進めているウリィ金融持株が提出した有価証券届出書の補完を求めた。金融監督院は届出書内の株式交換価格の算定基準が具体的でなく、株主を説得しにくいと判断したと伝えられている。ウリィ金融持株は8月に株式交換を完了する方針だった。
28日金融業界によると、金融監督院は26日、ウリィ金融持株が提出した有価証券届出書(株式の包括的交換・移転)に対する訂正を要求し、効力を停止した。重要事項の記載が不明確で、投資家の合理的な投資判断を阻害するおそれがあるためだ。ウリィ金融持株は今後3カ月以内に訂正届出書を提出しなければならず、提出しない場合は計画を撤回したものとみなす。
金融監督院は有価証券届出書に価格算定当時の意思決定過程をより具体的に記載し、双方の株主を説得できる株式交換の根拠を明確に示すよう求めたとされる。ウリィ金融持株が株式交換の算定基準期間に自己株式の取得・消却で株価を押し上げる一方、Tongyang Life Insuranceの少数株主に不利な交換比率が設定されていないかどうかも点検していると伝えられている。
Tongyang Life Insuranceの少数株主は、ウリィ金融持株とTongyang Life Insuranceの株式交換比率を算定する過程でTongyang Life Insuranceの企業価値が十分に反映されていないと主張している。少数株主は、ウリィ金融持株が株式交換のために進めている新株発行を阻止するため、裁判所に仮処分申請を準備すると同時に、金融監督院に関連する民願(行政への苦情)を継続的に提起している。金融監督院は民願を受け付けた後、主張が妥当かどうかを精査したとされる。
ウリィ金融持株は先月24日に取締役会を開き、Tongyang Life Insuranceとの株式の包括的交換を決定したと公示した。現在ウリィ金融持株のTongyang Life Insurance持分比率は75.34%で、株式交換比率はTongyang Life Insurance1株当たりウリィ金融持株普通株0.2521056株である。交換価額はウリィ金融持株3万4589ウォン、Tongyang Life Insurance8720ウォンに定めた。
ウリィ金融持株が新たに発行する新株は合計869万6875株で、自己株式を除く発行株式7億2780万6728株の1.19%水準である。ウリィ金融持株は7月24日に取締役会を、Tongyang Life Insuranceは臨時株主総会を経て、8月11日に株式交換を完了する計画だ。
ウリィ金融持株の関係者は「今回の件で株式交換の日程に変動が生じるとは見ていない。訂正届出の準備を遅滞なく行う計画だ」と述べた。