サムスン電子とSKハイニックスの株価を±2倍で追随する単一銘柄レバレッジ金融商品が27日に発売される。金融当局は、最近株価が大きく揺れる韓国株式市場の雰囲気に加え、投資家が単一銘柄レバレッジ商品について理解が不足したまま買い付けて過度な損失を被る状況を懸念している。

イラスト=ChatGPT ダリ3

25日金融投資業界によれば、サムスン電子とSKハイニックス株式の日中変動率を±2倍で追随する単一銘柄レバレッジ商品が27日に韓国取引所に上場される。

海外にはすでに単一銘柄レバレッジ商品があるため、非対称規制の問題を解消し多様な投資需要を満たす目的で導入された商品である。

ただし金融当局は投資家の損失可能性について懸念している。レバレッジ商品は高リスク投資商品であるため、理解が不足する投資家が投機的売買に乗り出して過度な損失を出す恐れがあるからだ。

特に単一銘柄レバレッジ商品の基礎資産となるサムスン電子とSKハイニックスの株価の値動きが最近大きい。これにより単一銘柄レバレッジ商品が発売されれば、資金の過度な集中によって株式市場のボラティリティが拡大する可能性も注視している。

単一銘柄レバレッジ商品は個別株を基礎資産とするため、分散投資を基本とする一般的な上場投資信託(ETF)とは異なる。1日で最大60%の損失が出る可能性があり、もみ合い相場では「負の複利効果」が現れて投資資金が目減りする恐れがあるため注意が必要だ。

こうした懸念を反映し、商品名から分散投資という認識を与える「ETF」という用語を除外した。既存の事前教育1時間に加え、別途の深化教育1時間を履修するよう定めた。さらに基本預託金を1,000万ウォン以上預けるようにするなど保護装置を設けた。

さらに金融当局は金融会社に対し過度なマーケティング活動を自制するよう求めた。金融監督院は商品の発売を前に、金融会社に投資家の誤認の恐れがあるマーケティング活動を控えるよう要請したと伝えられている。

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