本記事は2026年5月21日15時46分にChosunBiz MoneyMove(MM)サイトに掲載された。
韓国のプライベート・エクイティ・ファンド(PEF)運用会社のUCKパートナーズが、かき氷フランチャイズ「ソルビン」のインアクイジション・ファイナンスに係る第2次資本構造再調整(Recapitalization・リキャップ)を進めている。ソルビン買収以降2回目のリキャップであり、今回のリファイナンスが完了すれば、UCKパートナーズはソルビンを売却する前に投入資本の大半を回収する見通しだ。
21日、投資銀行(IB)業界によると、UCKパートナーズがソルビン買収当時に設立した特別目的会社(SPC)であるユシケイソルビン有限会社(以下、UCKソルビン)は、来月に第2次リキャップを実施する。今回のリキャップの規模は、シニア・タームローン(Term-Loan)850億ウォンとリボルビング与信枠(RCF)150億ウォンの合計1000億ウォンだ。第1次リキャップ時(850億ウォン)より規模が拡大した。金利は年6.9%前後で決定される見通しだ。UCKソルビンは、UCKパートナーズ(持分90%)と創業者のチョン・ソニ側(10%)が共同出資し、ソルビンの持ち株全量を保有している。
今回のリキャップにより、UCKパートナーズは既存の投資資金の大半を回収できるとみられる。この日、金融監督院の電子公示システムによると、UCKソルビンが2024年と2025年に受けた配当額はそれぞれ302億ウォン、220億ウォンだ。これに昨年2月の第1次リキャップ当時にUCKソルビンが払い戻しを受けた出資額238億ウォンを加えると、総額760億ウォンに達する。
UCKソルビンはソルビン買収当時、自己資本750億ウォンに加え、インアクイジション・ファイナンス800億ウォンを調達した。これまでの買収ファイナンスの利息費用などを考慮すると、約100億ウォンを追加回収した時点で元本をすべて回収する状況だ。業界では、今回の第2次リキャップでUCKソルビンが回収する金額は約80億ウォンに達するとみている。今回のリキャップを通じ、UCKパートナーズが元本を全額に近い水準まで回収するとの説明だ。
ただし今回のリキャップは、第1次リキャップ当時(5.9%)より金利が上昇したとされる。それでも再びリキャップが進む理由は、出資者(LP)に中間配当を実施しつつ、同時に貸出団も追加の利息収益を安定的に得られるためだと伝わる。
今回のリキャップに先立ち評価されたソルビンの企業価値は約2100億ウォンだ。2023年10月の買収当時に1450億ウォンだった企業価値は、昨年2月の第1次リキャップ当時に約1800億ウォンへと上昇した。企業価値が継続的に上がっているということだ。貸出団の立場でも、担保価値が上がった分、今回のリキャップでインアクイジション・ファイナンスの規模が拡大しても財務の安定性は維持され、利息収益は増える構図だ。
ソルビンは2013年に韓国で設立されたかき氷フランチャイズ企業だ。韓国内の加盟店は昨年末時点で608店と、前年より32店増えた。昨年の売上高は前年(281億ウォン)比25.6%増の353億ウォンを記録し、営業利益も115億ウォンから130億ウォンへと15.7%増加した。海外市場も成長基調を維持しているとされる。
IB業界の関係者は「今後エグジットを行うとしても、資本回収が相当程度進んだだけに、売却タイミングを急がず、余裕をもって買い手を選定できる状況になった」と語った。