21日、1日で8%を超えて急騰したKOSPIが再び8000ポイントをうかがうなか、国内外の証券会社が今年KOSPIが1万ポイントまで上昇し得るとの分析を示した。今年のKOSPIが異例の急騰局面となっており「スピード違反」への懸念はあるものの、株価上昇は業績改善に基づくもので追加上昇の余地があるという見方だ。
KOSPIはこの日、前営業日比8.42%(606.64ポイント)高の7815.59で取引を終えた。15日、日中に8000ポイントを上回った直後に大幅な調整があったが、これを大部分取り戻す急騰だった。
株式市場が力強く反発し、証券街ではKOSPIがさらに上昇して1万ポイントを達成し得るとの見通しに勢いがついた。グローバル投資銀行(IB)の野村證券は20日に公表したリポートで、今年のKOSPI目標を従来の7500〜8000ポイントから1万〜1万1000ポイントへと引き上げた。
野村證券は企業業績と自己資本利益率(ROE)主導のサイクルに基づいて見通したと説明した。リポートは「汎用メモリーと高帯域幅メモリー(HBM)はスーパーサイクルにあり、これは2026〜2027年のKOSPIの業績成長とROEを牽引する中核動力だ」とし、「メモリー・HBM、電力設備、エネルギー貯蔵装置(ESS)、原子力を含む人工知能(AI)インフラ部門が今後5年間、持続可能なROEを創出する」と説明した。
キウム証券もKOSPIが1万ポイントを超える可能性が大きいとみている。ハン・ジヨン・キウム証券研究員はこの日のリポートで「韓国株式市場は利益増加率が株価上昇率を上回る業績相場にある」と述べ、「最近の相場調整の口実となったマクロ不確実性も沈静局面に入った」と語った。最近、米国とイランが合意に近づき、それに伴い原油価格も軟化し、米金利の急騰が沈静化しているとの判断だ。
同研究員は「有価証券市場上場企業の利益コンセンサス(市場予想の平均)が追加で上方修正されず年末まで続くという前提の下で、過去の長期平均PERである10倍を適用してみると、KOSPIが1万ポイントを突破するシナリオにも現実味がある」と述べた。
同研究員は「今はこれまでの急騰に伴うスピード違反の後遺症を経験しており、マクロ不確実性が日中のボラティリティを高めている時期であることは確かだ」としつつも、「しかしマクロの重荷を相殺し得るラリーの動力は枯渇していない点に注目する必要がある」と説明した。
ハナ証券も『万スピ』見通しを示した。ハナ証券は18日、今年のKOSPI予想純利益を689兆ウォン、2027年の予想純利益を853兆ウォンと見込み、現在の利益見通しが現実化する場合、韓国株式市場は1万ポイント時代に入る可能性があると分析した。
イ・ジェマン・ハナ証券研究員は「2010年以降のKOSPI平均PERは9.96倍だ」とし、「今年末までに2027年の純利益を指数が先取りして織り込むなら、KOSPIの時価総額は8499兆ウォンに達し、指数換算では1万380ポイントになる」と説明した。