KOSPI指数が史上初めて8000ポイントを超えた15日午前9時、ソウル・カンナムの大手証券会社WMセンター。入口から待ち客でぎっしりだった。順番待ち番号札の機械に表示された待機人数は7人。該当証券会社の社員は「通常は公募株の分譲申し込みがある日に混み合うが、KOSPI指数が8000を目前にしているため来訪客が多い」と説明した。
待ち客の大半はスマートフォンを見つめながら株価の動きを確認していた。テーブルに座って順番を待っていたある投資家は「なぜ約定しないんだ」とつぶやき、いら立った様子だった。買いが殺到し、銘柄の買い付けが難しいようだった.
ソウル・ヨイドにある別の大手証券会社の店舗にも朝早くから店舗を訪れた顧客が多かった。社員の席にある電話も鳴りやまなかった。サムスン電子とSKハイニックスの株価がどこまで上がりそうかと尋ねる顧客に加え、長らく取引が行われず休眠状態になった口座の再開設、新規口座開設に関する問い合わせも少なくなかった。
年初にKOSPI指数が史上初めて5000ポイントを突破して以降、6000ポイント、7000ポイント、8000ポイントを相次いで上回ると、家計資金が大量に株式市場へ向かっている。
KB証券は昨年1月から今年2月までに、直接投資、顧客預託金、総合資産管理口座(CMA)など株式市場へ移動した個人資金が140兆ウォンを超えると推定した。とりわけ政府の住宅市場規制強化により、昨年下半期以降は住宅売却資金が株式市場により多く流入していると分析した。
今年(1月2日〜5月15日)、有価証券市場で個人が純買いした金額は40兆ウォンを超える。機関はもちろん、個人の取引も多い上場投資信託(ETF)の資金フローが集計される金融投資口座を通じた純買い規模も、同期間に45兆ウォンに迫る。
昨年から本格化した株式市場への「MoneyMove」は、今後さらに加速すると見られる。韓国金融投資協会によると、投資家預託金は13日基準で138兆ウォンと過去最大を記録した。顧客が証券会社口座に預けた資金を意味する投資家預託金は株式市場の待機資金と呼ばれ、一般に株式投資の心理が良くなるほど規模が拡大する。