キウム証券は未来アセット証券について、スペースX上場時に1兆3000億ウォンの評価益が発生する予定であり、2四半期の追加成長が期待できると13日に分析した。あわせて投資意見を「買い(Buy)」で維持し、目標株価を従来の7万5000ウォンから9万ウォンに引き上げた。前営業日、未来アセット証券の終値は7万4300ウォンだ。
アン・ヨンジュン・キウム証券研究員は「カンファレンスコールによれば、1四半期の未上場イノベーション企業関連の評価益は約8040億ウォンが反映され、2四半期中にスペースXが企業価値1兆7500億ドル(約2607兆ウォン)で上場する場合、1兆3000億ウォンの評価益が追加的に発生する予定だ」と述べた。
未来アセット証券の今年1四半期の親会社株主に帰属する純利益は前年同期比285%増の9962億ウォンとなった。株式相場の好調に伴うブローカレッジ(委託売買)手数料収益と金利損益の増加に加え、投資資産価値の上昇で前年に比べ業績が大きく伸びた。
ブローカレッジ手数料損益は前年同期比129%増となった。国内・海外の手数料損益がそれぞれ前年同期比250%、17%増加した結果だ。同期間、国内株式市場の売買代金は265%増加した。
投資銀行(IB)手数料損益は前年同期比22%減少した。アン研究員は「IB部門以外の他部門の成長に集中する戦略を展開しているためとみられる」と分析した。
アン研究員は「投資資産の評価益が主要な要因とみられる」とし、「今後、米国証券会社の買収を準備中であり、6月には香港でモバイルトレーディングシステム(MTS)を発売する予定であるなど、多様なグローバル展開を続けている」と述べた。
未来アセット証券が証券業種内で相対的に高いバリュエーション(業績に対する株価水準)を適用されていることについては、業種のディレーティング(低評価)要因だった内需産業の限界や業況に伴う高い利益変動性などを解消しているためと分析した。
アン研究員は「今後、スペースXの企業価値上昇が追加的な業績拡大要因につながる」とし、「海外事業拡大と暗号資産統合取引プラットフォームの構築などが新たな将来の成長ドライバーとして作用すると期待される」と述べた。