韓国の上場企業に投資する株式型上場投資信託(ETF)の純資産が200兆ウォンを超えた。KOSPIの強含みを背景に国内株式型ETFへ資金が流入し、純資産も増加する好循環によって、KOSPI時価総額に対する国内株式型ETFの比率は3.5%となり過去最高を更新した。
10日、金融情報企業FnGuideによると、有価証券市場(KOSPI)・KOSDAQ市場上場企業に投資する国内株式型ETFの純資産は212兆ウォンで、200兆ウォンを超えた。2024年末時点で国内株式型ETFの純資産が40兆ウォンだったことを踏まえると、約1年半で5倍に跳ね上がった。
ETFは指数を追随するインデックスファンドであり、個別株と同様に売買できる。国内株式型、海外株式型、国内債券型、国内混合型などに区分され、国内で合計1099本が上場している。このうち韓国の上場企業に投資する株式型ETFは413本で、全体の約38%だ。
国内株式型ETFの純資産は2024年末時点では40兆ウォンにとどまっていたが、昨年に93兆ウォンへ大きく増加した後、今年は4カ月余りで2倍を超える水準に増加した。KOSPIの時価総額に対する比率も約3.5%で、昨年末の2.68%から0.81ポイント上昇した。
KOSPIが7500台に迫るなど連日で史上最高値を更新するなか、海外株式型に大挙流入していたETF資金が国内株式型へ移動したとみられる。とりわけKOSPIが上昇基調を維持し、国内株式型ETFの純資産も増加する好循環構造が形成された。
国内株式型ETFの純資産増加を追い風に、国内ETFの総純資産も450兆ウォンを超えた。国内株式型ETFの比率は約半分(46.6%)を占めた。海外株式型ETFへの資金分散で2024年末には一時、国内株式型ETFの比率が24%水準まで低下していたのとは対照的だ。
証券業界のある関係者は「株式型ETFは特定銘柄への投資負担を和らげつつ、指数上昇の恩恵を享受できる点で株式市場に新規参入する投資家の関心を集めている」と述べ、「ETFに投資している20歳未満の投資家数だけで昨年末比37%増加した」と語った。