株式取引で1日あたり1億ウォン以上の注文を出す「大口」個人投資家の市場参加が急増した。
10日韓国取引所などによると、先月有価証券市場(KOSPI)に参加した個人投資家の1億ウォン以上の大口注文件数は合計119万3000件を超えた。月次ベースで過去最大であり、2021年1月に記録した従来の最大値115万3301件を約5年3カ月ぶりに上回った。
前月(102万1744件)比では16.8%急増した。先月KOSPIがイラン戦争終結への期待感とサムスン電子とSKハイニックスなどKOSPI時価総額1・2位の大型半導体株の好業績に支えられ約30%急騰し、投資心理が改善した影響とみられる。
実際に大口の個人投資家を含む個人投資家の大口注文は、KOSPI上昇を牽引している大型半導体株に集中した。先月はサムスン電子だけで20万4025件の大口注文が集まった。続いてKOSPI時価総額2位のSKハイニックスに14万2668件が集まった。
月別の1億ウォン大口注文件数の記録が今月119万件を大きく上回るとの見方も出ている。KOSPIが7000を超えるなど高値圏での推移を続け、今月に入り1日平均の1億ウォン以上の大口注文件数は8万3067件で前月比53%増となっているためだ。
証券街では当面、半導体株の上昇基調が続くとの期待が出ている。最近、SK証券はサムスン電子とSKハイニックスの株価を牽引してきたメモリー市況の強含みが長期化するとして、両社の目標株価をそれぞれ50万ウォン、300万ウォンに引き上げたと明らかにした。
ただ一部では、最近の半導体株の急騰幅が大きかっただけに、無条件の追随買いは控えるべきだとの提言も出ている。ここ数カ月の半導体株とKOSPIの騰落を見ると、月初の急騰以降に上下動を伴って上昇の勢いが鈍化したり、月末に短期のボックス圏でのもみ合いを示した。