グローバル投資銀行(IB)のゴールドマン・サックスがKOSPIの目標値を9000に上方修正した。従来の見通しだった8000を提示してから約20日で再びハードルを引き上げたかたちだ。人工知能(AI)投資拡大に伴うメモリー半導体のスーパーサイクルが長期化する可能性に着目した結果とみられる。

8日午後、ソウル中区のハナ銀行ディーリングルームで、終値ベースで4日連続の史上最高値を記録したKOSPIが7.95ポイント(0.11%)高の7498.00を示している/News1

8日付のビジネスインサイダーなど海外報道によると、ゴールドマン・サックスは6日に発行したリポートで韓国株式市場に対する投資判断「オーバーウエート(比重拡大)」を維持し、KOSPIの目標値を9000に提示した。ゴールドマン・サックスは韓国市場をアジア地域内で「最も好む市場(top market)」と評価した。

ゴールドマン・サックスは「韓国株式市場は年初来、世界の主要市場の中で最も強い上昇基調を示しているが、追加の上昇余地はなお残っている」と診断した。続けて「足元の急騰にもかかわらずバリュエーション負担は相対的に限定的だ」とし、「市場はメモリー半導体業種の利益の持続可能性を十分に織り込めていない」と分析した。

とりわけ半導体市況に対する期待感を高く評価した。ゴールドマン・サックスは大手クラウド企業のAI投資拡大が続くなか、Dラム(DRAM)とナンド(NAND)の供給不足が深刻化していると説明した。これによりメモリー価格の上昇基調が続き、韓国半導体企業の収益性も想定より長期に維持される可能性が高いとみている。

またAIエージェントの拡散と長期供給契約の増加も、韓国メモリーメーカーの業績安定性を高める要因として挙げた。ゴールドマン・サックスはハードウエア・半導体業種が韓国企業の利益成長をけん引する中核ドライバーになると展望した。

他のグローバル投資銀行も韓国株式市場への期待値を相次いで引き上げている。シティグループは前日のリポートで「強い半導体サイクルが原油高の負担を相殺している」とし、KOSPIの目標値を従来の7000から8500に上方修正した。

一方、KOSPIはこの日、前営業日比7.95ポイント(0.11%)高の7498.00で取引を終えた。前日に記録した終値ベースの史上最高値を1日で再び更新した。

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