グローバル投資銀行(IB)のゴールドマン・サックスがKOSPIの目標値を9000に引き上げた。従来見通しだった8000を示してから約20日で再び見方を上方修正した格好だ。人工知能(AI)投資拡大に伴うメモリ半導体のスーパーサイクルが長期化する可能性に着目した結果とみられる。
8日付のビジネスインサイダーなど海外報道によると、ゴールドマン・サックスは6日に発行した報告書で韓国株式市場に対する投資判断「オーバーウエート(ビジョン拡大)」を維持し、KOSPIの目標値を9000と提示した。ゴールドマン・サックスは韓国市場をアジア地域内で「最も好む市場(top market)」と評価した。
ゴールドマン・サックスは「韓国株式市場は年初来、世界の主要市場の中で最も強い上昇基調を示しているが、さらなる上昇余地がなお残っている」と診断した。続けて「足元の急騰にもかかわらずバリュエーションの負担は相対的に限定的だ」とし、「市場はメモリ半導体セクターの利益の持続可能性を十分に織り込めていない」と分析した。
とりわけ半導体市況への期待感を高く評価した。ゴールドマン・サックスは大手クラウド企業のAI投資拡大が続くなか、DRAM(ディーラム)とNAND(ナンド)の供給不足が深刻化していると説明した。これによりメモリ価格の上昇が続き、韓国半導体企業の収益性も想定より長期間維持される可能性が高いとみている。
また、AIエージェントの拡散と長期供給契約の増加も、韓国メモリ各社の業績安定性を高める要因に挙げた。ゴールドマン・サックスはハードウエア・半導体セクターが韓国企業の利益成長を牽引する中核ドライバーになると展望した。
他のグローバル投資銀行も韓国株式市場への期待値を相次いで引き上げている。シティグループは前日の報告書で「強い半導体サイクルが高油価の負担を相殺している」と述べ、KOSPIの目標値を従来の7000から8500へ上方修正した。
一方、KOSPIはこの日、前営業日比7.95ポイント(0.11%)高の7498.00で引けた。前日に記録した終値ベースの史上最高値を一日で再び更新した。