LS証券は28日、NH投資証券について、手数料利益と運用利益がいずれも予想を大きく上回り、業績の改善傾向が鮮明だと評価した。これに伴い目標株価を従来の3万5000ウォンから4万ウォンに引き上げたが、バリュエーション負担を考慮し、投資判断は「保有(Hold)」を維持した。
前にNH投資証券は2026年1〜3月期の純利益が4757億ウォンだったと公表した。これは過去最大の業績を記録した4〜6月期比でも利益規模が68%急増した水準だ。
業績改善は手数料利益と運用利益が同時に拡大した影響である。チョン・ベスンLS証券研究員は「手数料利益が前四半期比48%増加して5000億ウォンを上回り、運用利益も1824億ウォンへ大きく伸びた」と説明した。
特に運用利益は債券運用戦略が奏功したと分析される。金利上昇局面でも保守的な債券運用で損失を最小化し、過去の損失を反映していた債券の満期到来に伴う利益転換と、非市場性資産の評価益が加わり、収益性が改善したという説明である。
チョン研究員は、4〜6月期以降は手数料利益が業績成長を牽引するとみた。チョン研究員は「4〜6月期以降は運用利益の増加ペースはやや鈍化する」としつつも、「それでも株式市場の好況に伴う投資資産の評価益拡大と売買代金の増加基調が続くことで、全般的な業績見通しはポジティブだ」と評価した。
利益増加に伴う配当拡大への期待も高まっている。LS証券は、NH投資証券の配当性向が40%を上回る見通しで、これにより予想配当利回りは5%台半ばの水準に達すると見込んだ。
ただし株価が既に上昇し、バリュエーション負担が高まった点は懸念要因として指摘された。LS証券は目標株価を引き上げたにもかかわらず、株価純資産倍率(PBR)1.25倍水準を勘案し、投資判断「保有」を提示した。