NH投資証券がHDエレクトリックの北米における超高圧変圧器の受注拡大を根拠に目標株価を従来の120万円から150万円へ引き上げた。前営業日の終値は124万8000ウォンである。
イ・ミンジェNH投資証券研究員は「超高圧製品を中心に北米の売上比重が拡大しているうえ、2030年以降に向かうほどリードタイムが長期化し受注の可視性が高まっている」と述べ、「配電市場への本格的な拡張も期待される」と説明した。
これに先立ちHD現代重工業は4月22日、米国のエネルギーインフラ開発企業エイペリオン・エナジー・グループと684MW規模、約6271億ウォンの発電用エンジン供給契約を締結したと公示した。
同研究員は「当該設備がデータセンターに活用される可能性が高いなか、エンジン単体の供給を越え、制御システム、電力変換設備、保守まで含む電力ソリューション事業へ拡張するだろう」と見通した。
とりわけ「HD現代エレクトリックがデータセンター市場への参入を予告した以上、中長期的にHD現代重工業との協業が期待される」との説明である。会社は2月、配電盤専門メーカーのSABRE、Golden Anvilなどと業務協約(MOU)を締結し、データセンター市場への参入を予告した。
もっとも今年第1四半期の業績は市場予想をやや下回るとの見通しである。連結基準の第1四半期売上高は1兆1000億ウォン、営業利益は2483億ウォンで前年同期比9%、14%増加したが、予想は下回るとみる。米国とイランの戦争でホルムズ海峡が封鎖され、中東向け輸出に支障が生じると予想されるためである。
それにもかかわらず、北米市場を中心とした超高圧変圧器の受注拡大の流れは続くとみる。暁星重工業と同様に、北米の電力インフラ投資拡大による恩恵が続くとの分析である。