サムスン証券は23日、サムスンバイオロジクスについて、1〜3月期の業績は堅調だが、受注が停滞していると分析した。その上で、投資判断「買い(BUY)」を維持し、目標株価を従来の220万円から210万円へ引き下げた。前営業日のサムスンバイオロジクスの終値は156万1000ウォンである。
サムスン証券は、サムスンバイオロジクスの今年1〜3月期売上高が1兆2571億ウォン、営業利益は5808億ウォンを記録するとみている。前年同期比でそれぞれ25.8%、35%の増加だ。
ソ・グニ・サムスン証券研究員は「1〜4工場のフル稼働に伴う固定費レバレッジ効果と販管費の減少で収益性が改善した」と説明した。続けて「下期には5工場のランプアップ効果が本格的に反映され、成長が続く」との見通しを示した。
通年では売上高5兆3111億ウォン、営業利益2兆4907億ウォンを記録すると見通した。前年に比べそれぞれ16.5%、20.4%の増加だ。
ただし米国ロックビル工場の業績はまだ反映されていない。ロックビルの生産設備(6万リットル)は2026年4〜6月期に稼働を開始し、実際の売上計上は7〜9月期からとなる見通しだ。とりわけこの設備は生産能力全体の約半分がGSKの既存受注で埋まっており、初期稼働の空白がない点がポジティブに評価される。
足元の株価低迷の主因としては受注残の停滞が指摘された。累計CMO受注額が21億2000万ドルから21億4000万ドルへの小幅な増加にとどまり、成長モメンタムが鈍化している。
ソ研究員は「トランプの米国内生産圧力により、グローバル大手製薬のアウトソーシング戦略が慎重になっている傾向がある」とし、「既存顧客の契約構造が長期の数量確定方式であるため、新規開示の頻度自体が低い点も作用した」と説明した。
受注残の回復時期に関しては、▲米国ロックビル工場の残余生産能力(CAPA)に対する新規顧客の獲得 ▲6工場の着工 ▲5工場の先行受注の有無などを主要変数に挙げた。