前日、史上最高値を記録したKOSPI指数が小動きのレンジで上げ下げを繰り返している。米国とイランが休戦下で協議を継続せざるを得ない状況のなか、投資家が様子見姿勢を強めていると受け止められる。
22日、KOSPI指数は前日比0.90ポイント(0.01%)安の6387.57で取引を開始した。有価証券市場で外国人と機関がそろって純売りとなるなか、指数は小動きのレンジで上げ下げを繰り返している。KOSPI指数はこの日寄り付き直後に6400ポイントを突破し、場中ベースの史上最高値を付ける場面もあった。
KOSDAQ指数は小安く始まったが、下げ幅がやや拡大し小幅安となっている。KOSDAQ市場でも外国人と機関がともに純売りとなっている。
世界の金融市場に最大の影響を与えているイラン戦争はなお出口を見いだせていない。米国とイランが定めた2週間の休戦期間は過ぎたが、双方は合意に至れなかった。
前日の米国株はそろって下落した。米国とイランが当初合意していた休戦の満了日は米東部時間で22日夕方までだったが、両国交渉団の会合は行われなかった。双方が目立った成果を出せず、投資心理が萎縮した。
ただし米国市場の取引終了直後、双方の休戦期間が延長されたとの報が伝わった。ドナルド・トランプ大統領は自身のソーシャルメディアで、イラン指導部と交渉代表団が統一された交渉案を提示するまで休戦を延長すると明らかにした。
前夜に開かれたケビン・ウォッシュ米連邦準備制度(FRB)議長候補に対する上院銀行委員会の指名公聴会にも投資家の関心が集まった。ウォッシュ候補は公聴会で、FRBに露骨に利下げを圧迫するトランプ大統領に言及し、自身は大統領の「操り人形」では「絶対にない」と述べた。さらに「FRBの独立性はFRBにかかっている」とし、「金融政策はFRB議長として独立して決定する」と語った。
時価総額上位銘柄のうちサムスン電子は小幅高で、サムスン電機とサムスンSDIは大幅に上昇している。