数年間にわたり営業赤字の沼から抜け出せていないFNCエンターテインメント(FNCエンタテインメント)が発行した転換社債(CB)をYGプラス(YG PLUS)が引き受けたことで、その背景に関心が集まっている。市場では、P1Harmony(ピーワンハーモニー)の成長に伴う業績改善期待とともに、音源・公演の流通権確保を狙った戦略的投資という見方が出ている。

ピーワンハーモニー。/FNCエンターテインメント提供

20日、金融監督院の電子公示システムによると、FNCエンターテインメントは120億ウォン規模の第4回CBを発行する。CBは株式に転換できる条件が付いた社債である。調達資金は今年40億ウォン、来年80億ウォンに分けてアーティスト投資とコンテンツ制作に充てる計画だ。表面金利と満期金利はそれぞれ3%である。転換価額は4638ウォンだ。

FNCエンターテインメントがCB発行に踏み切った背景には、慢性的な赤字構造がある。会社は長期間にわたり業績不振に苦しんできた。ただし直近3年間の営業損失規模は80億ウォンから42億ウォン、6億ウォンへと縮小し、改善の流れを示している。負債比率は約473%水準と財務負担が重いうえ、流動負債が流動資産を1.6倍上回っており、資金調達の必要性が継続している状況だ。

今回の投資で市場が注目するのは引受主体である。YGプラスはYGエンターテインメントの系列会社で、音源流通とプラットフォーム事業を営んでいる。業界では、通常は投資と同時に流通権を確保する構造であることを踏まえると、YGプラスが今回の投資を機にFNCエンターテインメントの音源・公演の流通権確保に動いたとみている。現在、YGプラスはFNCエンターテインメントの流通権を確保していない。

今回の投資の核心的背景として、所属ボーイズグループであるピーワンハーモニーの急速な成長が挙げられる。ピーワンハーモニーは2020年のデビュー以降、グローバルなファンダムを素早く拡大し、アルバム販売と海外公演、グッズ(MD)売上を同時に押し上げている。実際、低年次アーティストの利益寄与度は2023年の3%から2025年には59%まで上昇したことが示された。

グラフィック=ソン・ミンギュン

パク・チャンユン・ジーエルリサーチ研究員は「ピーワンハーモニーはグローバルなファンダム拡大を基盤に、アルバム販売と北南米公演、MD売上の増加を同時に牽引し、業績改善を主導している」と述べ、「2026年の黒字転換の可能性が高まっている」と説明した。

一部では、今回のCBの転換権行使時に約16.8%の持分確保が可能である点から、単なる財務的投資以上の意味があるとの見方も提起されている。現在、FNCエンターテインメントの筆頭株主はハン・ソンホ代表(22.34%)で、Suning Universal Mediaが20.53%を保有している。YGプラスが転換権を行使する場合、第三位株主に浮上することができる。

YGプラス側は「持分投資目的ではなく、両社間のシナジー拡大を目的とした戦略的投資だ」とし、「元本保護が可能なCB形態を選択した」と説明した。

ただし市場では、この日FNCエンターテインメントのCB発行の知らせを悪材料と解釈する雰囲気だ。前日5000ウォンを上回っていた株価は、21日に17%近く急落し、4200ウォン台に押し下げられた。今回のCBの転換価額が4638ウォンに設定されたうえ、120億ウォン規模の資金調達に伴う財務負担と、将来的な株式転換時の持分希薄化、オーバーハング(潜在的な売り出し圧力)懸念が同時に織り込まれたと解される。

ピーワンハーモニー アルバム販売量、公演規模の推移。/ジーエルリサーチ提供
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