NH投資証券はLXインターナショナルについて、中東での戦争によりエネルギー安全保障の重要性が高まるなか、石炭需要の拡大で最大の恩恵を受けると6日に予想した。そのうえで投資意見「買い(BUY)」を維持し、目標株価を従来の4万2000ウォンから6万5000ウォンへ引き上げた。前営業日のLXインターナショナルの終値は5万3100ウォンである。
イ・サンホンNH投資証券研究員は「中東の戦争発エネルギー危機で液化天然ガス(LNG)価格が急騰し供給が不安定になると、多くの国が電力コスト抑制とエネルギー安全保障の確保を目的に再び石炭火力発電の比率を高めている」と述べ、「石炭需要が拡大するにつれ石炭価格が上昇し、それに伴い業績改善が加速するとみられる」と語った。
日本は石炭火力発電の稼働率を高い水準で維持しており、老朽石炭火力発電所の稼働を一時的に許可した。中国の場合、昨年の石炭発電の新規稼働量が10年ぶりの最高値を記録しただけでなく、新規および再稼働の石炭火力発電プロジェクト提案も161ギガワット(GW)で過去最高を記録した。
またタイは石炭火力発電所を最大出力で稼働するよう指示し、バングラデシュも石炭発電の比重を大きく増やした。フィリピンも石炭火力の発電量を一時的に増やす計画で、主要供給国であるインドネシアからの石炭輸入を増やす案も検討している。
韓国もボリョン火力5号機とハドン火力1号機の閉鎖時点を来年3月まで延長し、テアン火力2号機も検討対象に含まれる見通しだ.
ここに、アラスカで推進中の石炭火力発電建設事業に米国のエネルギー企業であるテラ・エナジー・センターが10億ドルを投資する予定である点もポジティブな要素である。
NH投資証券は今年1~3月期のLXインターナショナルの売上高を4兆1835億ウォン、営業利益を1053億ウォンと予想した。売上高は前年同期比3.3%増、営業利益は9.9%減の数値だが、市場期待値を上回ると見通した。
同研究員は「資源およびトレーディング・新成長部門で石炭価格の上昇により業績のターンアラウンド(業績回復)が見込まれる」とし、「4~6月期も石炭価格の上昇が続くなか、コンテナ運賃指数の上昇分も反映され、業績のターンアラウンドが可能だ」と述べた。