KOSDAQ上場社のSMCoreが半導体物流自動化・ロボティクス分野の競争力拡大に速度を上げていると明らかにした。
SMCoreは半導体工程物流とタイヤ・石油化学・製薬など一般物流を主力事業として営む工場自動化企業だ。昨年9月にSKグループから分離し、スマートファクトリーソリューション企業であるM2Iに買収された。先月に開かれた定期株主総会では未来事業ビジョンを反映し「MXロボティクス」へ社名を変更した。
SMCoreのIR担当者は先月31日にキウム証券コップデーに参加し「今年は半導体部門の売上が本格的に拡大する」と語った。今年の半導体売上が150億〜200億ウォン水準に増加し、来年には400億ウォンを達成できると期待した。
当面は1月1日に92億ウォン規模のSKハイニックスのヨンイン半導体クラスターの原材料倉庫構築のための事業を受注した。SMCoreは既存の後工程中心だった装置供給を前工程まで拡大し、売上が増加すると期待できると説明した。
次世代の成長動力としてウェーハ搬送装置(OHT)を掲げた。SKハイニックスのOHTは日本のダイフク、サムスン電子ではセメスが事実上独占している市場で、参入障壁が高い部類だ。会社は現在OHTを設計中で、今年上半期に試作品製作、下半期にテストライン構築に続き、来年から外注半導体組立・テスト(OSAT)企業への納品を推進する計画だと明らかにした。
また半導体工程用自律移動ロボット(AMR)も下半期の量産受注を目標に準備中である。会社はOHTとAMRなど新規ロボットラインアップが本格化すれば、既存の自動化設備企業からロボット企業へのバリュエーション(企業価値)再評価が可能になると期待している。
問題は低い収益性である。この日イベントに出席したある株主は「会社が数年にわたり売上原価率が90%前後という高い水準を維持しているが、構造的に付加価値が低い事業ではないか」と質問した。
これに対して会社側は「物流自動化業種の特性上、大型機構物の比重が高く原価率が高くならざるを得ないが、半導体受注とインド市場の比重が拡大すれば収益性の改善が可能だ」と答えた。特にOHTで本格的な売上が発生すればマージン構造が改善できると述べた。
資金調達と有償増資断行の可能性について会社側は「親会社M2Iが年内に第三者割当増資方式で約100億ウォン規模の投資を進める予定だ」と述べた。これに既存の受注残高、業績改善の流れを勘案すれば資金負担は大きくないと強調した。