26日、韓国の株式市場はグーグルの新技術「ターボクアント」(TurboQuant)という伏兵に直面し、3%超急落した。ターボクアントはグーグルがメモリ使用量を大幅に削減する人工知能(AI)モデルであり、新技術の登場でメモリ需要が減少しかねないとの懸念が浮上し、大型半導体株が大きく下落した。
この日、KOSPI指数は前営業日比181.75ポイント(3.22%)安の5460.46で取引を終えた。当初は0.85%安の5594ポイントで取引を開始したが、サムスン電子とSKハイニックスの株価下落幅が拡大し、指数も5500ポイントを下回って沈んだ。
外国人が有価証券市場で3兆ウォン超を売り越し、年金基金を含む機関も売り優勢だった。個人だけが3兆ウォン以上を買い越した。プログラム売買でも1兆6000億ウォンの売り越しが出た。
前日、米国がイランに停戦を提案し、中東地域の地政学的リスクが緩和されるとの期待が高まった。このため米株式市場は上昇した。
しかしグーグルが大規模言語モデル(LLM)のメモリ使用量を6倍以上削減する先端量子化アルゴリズム「ターボクアント」を公開し、半導体業種への投資心理が大きく萎縮した。米マイクロンやサンディスクなど半導体株は下落し、韓国の株式市場でも半導体を中心にIT業種が軒並み軟調となった。
カン・ジンヒョク新韓投資証券研究員は「中東事態が収束する前に『メモリノイズ』が起きた」と述べ、「SKハイニックスの場合、米国上場のための米国預託証券(ADR)を発行するとの決定も株価の重荷として作用した」と語った。SKハイニックスが急落し、SKスクエアの株価も7%超下落した。
この日、取引時間中に大規模な公募増資を発表したハンファソリューションの株価が18%超急落した。ハンファソリューションは債務返済のため、株主割当方式で2兆5000億ウォン規模の公募増資を決定したと発表した。
堅調に始まり寄り付き後に上昇していたKOSDAQ指数も下落に転じた。KOSDAQ指数は22.91ポイント(1.98%)安の1136.64で取引を終えた。
KOSDAQの「大黒柱」となったSam Chun Dang Pharmが上昇し、Alteogenも急騰して時価総額2位を奪還した。変形性関節症治療薬の臨床が最終段階に入るとの知らせでKOLON TissueGeneも急騰した。
一方、LEENO Industrialなど素材・部品・装置業種が下落し、指数は2%近く下げた。