金融監督院は25日、昨年末基準の国内銀行の不良債権比率が0.57%で前期末(0.57%)と同水準を維持したと明らかにした。ただし前年同期(0.54%)比では0.03%ポイント(p)上昇した。
不良債権残高は16兆6000億ウォンで前期末(16兆4000億ウォン)比2000億ウォン増加した。部門別では企業与信が13兆2000億ウォンで最も大きな比重を占め、家計与信3兆1000億ウォン、クレジットカード債権3000億ウォンの順となった。貸倒引当金残高は26兆7000億ウォンで前期末(27兆1000億ウォン)比4000億ウォン減少した。これにより貸倒引当金積立率は160.3%で前期末(164.8%)比4.5%ポイント低下し、前年同期(187.0%)比では26.7%ポイント低下した。
昨年4四半期中に新規発生した不良債権は5兆9000億ウォンで前期(5兆5000億ウォン)比4000億ウォン増加した。このうち企業与信の新規不良は4兆4000億ウォンで前期(3兆9000億ウォン)比5000億ウォン増加し、大企業は9000億ウォンで前期(5000億ウォン)比4000億ウォン増加した。中小企業は3兆5000億ウォンで前期と同水準だった。家計与信の新規不良は1兆4000億ウォンで前期と同水準を維持した。
同期間の不良債権整理規模は5兆7000億ウォンで前期(5兆6000億ウォン)比1000億ウォン増加した。整理方式は売却(2兆4000億ウォン)と貸倒償却(1兆7000億ウォン)などの償却・売却が大半を占め、担保処分による回収(8000億ウォン)、与信正常化(7000億ウォン)の順となった。
金融監督院は不良債権規模が小幅に増加したものの、不良債権比率は安定的な水準を維持していると評価した。ただし貸倒引当金積立率が低下傾向にあるだけに、銀行業界が損失吸収能力を十分に確保するよう誘導する方針だ。