ヨ・アジョンのインスタグラム

この稿は2026年3月20日16時34分にChosunBiz MoneyMove(MM)サイトに掲載された。

サムファ食品のデザートフランチャイズ「ヨアジョン」売却が白紙になった。買い手候補として名乗りを上げた国内プライベートエクイティファンド(PEF)運用会社が実施した実査の結果、取得価格の減額を求めたが、サムファ食品がこれを受け入れなかったため合意に至らなかった。サムファ食品は海外投資家の確保で売却方針を転換したとみられる。

20日、投資銀行(IB)業界によると、最近サムファ食品がヨアジョンの経営権持分売却を目指して締結した覚書(MOU)の効力が期限切れになった。昨年9月にアルマパートナーズをヨアジョンの経営権持分100%の取得者に選定し、独占的・排他的な交渉権を付与してから6カ月目のことだ。

アルマパートナーズは2024年設立の新興PEF運用会社で、ヨアジョンの外形成長と海外拡張性を高く評価し、買収を推進した。とくに国内のある金融機関がヨアジョン買収の共同運用者(Co-GP)として参画し、資金調達など取引の安定性も高めた。

醤油メーカーのサムファ食品は先に2024年にヨアジョン買収を推進したジェイアンドパートナーズの出資者(LP)として関与し、ヨアジョンと関係を築いた。ジェイアンドパートナーズが資金調達に難航すると買収代金の大部分を単独で出資し、今年優先購入権を行使して単独所有者になった。

ヨアジョンはヨーグルトアイスクリームに50種余りのトッピングを好みに合わせて組み合わせて楽しめるデザートフランチャイズで、2021年に登場した。ソーシャルメディア(SNS)に巣蜜、チョコドリズル、生果実などを載せて飾った「推しの組み合わせ」写真の投稿が一つの流行となり人気を博した。

価格交渉の行き違いがヨアジョンの経営権売却の破談につながった。覚書締結後に行われた財務などの実査で減額理由が相次いで発生したためだ。実際にアルマパートナーズは現金の留保金不足などを理由に最終的に1000億ウォン以下の価格をヨアジョンの経営権持分取得価格として提示した。

サムファ食品は交渉過程で一貫して1100億ウォン以上の価格を要求したと伝えられる。2024年8月にジェイアンドパートナーズがヨアジョン買収に400億ウォンを投じたことを考えればほぼ3倍の収益を目指したことになり、サムファ食品の最終提示額は1300億ウォンだったとみられる。

サムファ食品はヨアジョンの売却を引き続き推進するとみられる。サムファ食品はアルマパートナーズに独占的・排他的交渉権を付与していた期間中も買収提案を受けるなど売却に積極的な動きを見せた。当時香港のある資産運用会社がヨアジョンの経営権取得に関心を示した。

ただしサムファ食品側はヨアジョン売却は決まっていない事項だと述べた。ある関係者は「経営権売却はジェイアンドパートナーズなど運用会社が推進した案件だった」と語り「今年優先購入権の行使などで運用会社を退け、覚書の効力期間中のみ交渉を進めた」と説明した。

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