ハナ証券はSKについて、自社株の消却と子会社持分価値の上昇により株価上昇が見込まれると20日に展望した。あわせて投資意見は「買い(Buy)」を維持し、目標株価を従来の29万円から40万円へと引き上げた。前営業日SKの終値は34万6000ウォンである。
チェ・ジョンウクハナ証券研究員は「半導体スーパーサイクルへの期待でSKハイニックスの企業価値が上がり続けている」と述べ、「SKイノベーションも製油・エネルギー部門の業績改善の可能性が高まり、SKテレコムも利益の正常化可能性が高いことから、子会社の業況好調が続く」と語った。
SKは10日、取締役会を開き、既に保有していた自社株24.6%(1798万株)のうち役職員報酬用の4.5%(329万株)を除く20.1%(1469万株)を全量消却することを決議したと公示した。ただし消却発表後も株価は下落した。
チェ研究員はこれについて「消却予定日が2027年1月4日で目先に実施するわけではなく、関連内容は既に市場である程度認識されていたニュースだった」と述べた。さらに「自社株消却に伴う株式数の減少で1株当たり利益(EPS)、1株当たり純資産価値(BPS)などが上昇し、自己資本利益率(ROE)が改善する効果は、結局中長期的に株価にポジティブに反映される」とした。
SKは前年第4四半期の売上高が30兆1000億ウォン、営業利益は3917億ウォンを記録した。売上高は前年同期比1.3%増加し、営業利益は黒字転換した。
チェ研究員は営業利益の黒字転換について「SKハイニックスが四半期史上最高業績を更新し、持分20.1%を保有するSKスクエアの持分法利益が大幅に増加した」とし、「SKイノベーションはSKオンの営業損益の赤字幅が拡大したにもかかわらず、石油・化学の業績が改善した」と分析した。
ハナ証券はSKについて、投資家が懸念していた純有利子負債も減少しており、SKバイオファームとSKシルトロンの持分処分を通じて現金流入も見込まれる点を肯定的に評価した。