このニュースは2026年3月18日09時48分にChosunBiz MoneyMoveサイトに掲載された。
KOSDAQ上場企業Sungwoo Electronicsが非上場企業ユハンコスメティックへの投資を1年半で回収した。Sungwoo Electronicsはユハンコスメティックが上場廃止された後、経営正常化の過程で共同事業などを理由に投資を決めていた。今回の売却で事業提携にも変化が生じるとの見方が出ている。
18日、投資銀行(IB)および資本市場業界によるとSungwoo Electronicsは保有していたユハンコスメティックの新株予約権付社債(BW)100億ウォン分を150億ウォンで売却した。Sungwoo Electronicsは今回のBW売却で投資から約1年半で50億ウォンの差益を実現した。
Sungwoo Electronicsは昨年2024年6月、ユハンコスメティック(当時コスオン)のBWに100億ウォンを投資して関係を築いた。当時はユハンコスメティックが監査意見『拒否』などの理由で上場廃止が決定された後だった。化粧品事業に関心を示していたSungwoo Electronicsが最大株主である柳韓洋行と手を組み経営正常化に乗り出したのだ。
Sungwoo Electronicsが取得したBWは表面利率と満期利率ともに0%で、利息収益を期待できない構造だ。非上場企業であるため新株予約権の行使が容易ではない点を認識しつつ利息収益を放棄した形だ。業界では投資目的というより共同事業のためだったとの分析が出た。
実際にSungwoo ElectronicsはBW投資後、柳韓洋行と業務協約(MOU)を結び医療・美容機器市場への進出を準備してきた。化粧品の受託生産方式(OEM)および製造者開発方式(ODM)事業を行うユハンコスメティックと協力してシナジーを出す計画だ。チョ・イルヒョン・Sungwoo Electronics代表がユハンコスメティックの共同代表に就任し共同経営体制も整えた。
ユハンコスメティックが上場廃止された当時、柳韓洋行は最大株主でありながら会社に大きな未練を見せない様子だった。上場廃止の可能性が指摘されたとき事前に手を打たないとして少額株主が強く反発したこともあった。このためSungwoo Electronicsがユハンコスメティックの買収を念頭に置いてBWに投資したのではないかという分析も出ている。
Sungwoo Electronicsが当時BW投資で確保できたユハンコスメティックの株式は909万909株に達する。持株比率では25.18%程度だ。BWに含まれる新株予約権を行使すれば、柳韓洋行の持ち株32.48%に次いで第2位の株主になり得た。
Sungwoo Electronicsがユハンコスメティックに関心を示した背景には主力事業である電子部品市場の低迷がある。スマートフォン市場が逆成長し、2023〜2024年に赤字を記録するなど業績不振に悩まされてきた。その後業績改善のため太陽光やバイオなどに事業を拡大し、ユハンコスメティック投資後も日本のバイオ企業BNSメディカルを買収するなど事業の多角化を図ってきた。
資本市場業界のある関係者は「BWの構造を見たとき単純な財務的投資というより共同経営と事業を通じて会社を正常化し買収する案が有力だったと見られる」と述べ、「Sungwoo Electronicsがバイオ事業に投資し生産施設が必要だったため当初は戦略的投資として接近したはずだ」と分析した。
双方は投資回収の背景について説明していないが業界では変化が不可避だと見ている。ユハンコスメティックの最大株主である柳韓洋行側は「Sungwoo ElectronicsのBW売却はまだ代金の入金が行われていないため現段階で特別な立場を明らかにするのは難しい」と述べた。