ロボコンの鉄筋加工分野ロボット自動化ソリューション「アロン」。/ロボコン提供

この稿は2026年3月4日16時06分ChosunBiz MoneyMoveサイトに掲載された。

サムスン物産が目を付けた建設ロボットスタートアップ、ロボコンが100億ウォン規模の新規資金を調達した。ロボコン独自の鉄筋加工自動化技術力を高く評価した韓国内のプライベートエクイティ(PEF)運用会社Q Capital Partnersが主要投資家として50億ウォンを投資した。

4日、投資銀行(IB)業界によるとロボコンは最近シリーズCラウンドの資金調達を進め、約100億ウォン規模の資金を確保した。リード投資家のQ Capital Partnersが50億ウォンを引き受け、SGCパートナーズと韓国投資証券などが共同投資家に名を連ねた。

ロボコンは2020年11月にDaehanSteelグループのDaehanNetworksのロボット事業部が分社化して設立された。鉄鋼産業現場に特化したロボットソリューション「アロン(ARON)」が主力製品で、鉄筋の運搬から切断、加工に至る工程を自動化し人件費負担と損失を改善した。

具体的に鉄筋加工工場で建築物骨組み用の鉄筋3,000tを生産するには従来は最大30人の人員が必要だったが、アロン使用時は人員が3分の1以下に減ると会社側は説明する。精密工程で3%を超えていた鉄筋の損失率も1%台に減らした。

先にロボコンはサムスン物産の戦略的投資を受けて注目された。サムスン物産は2023年9月にサムスングループのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるサムスンベンチャー投資を活用してロボコンに150億ウォンを投資し、約30%の持ち分を取得した。昨年には子会社化した。

Q Capital Partnersなど投資家は建設産業全体でロボット導入が拡大すると見込み投資を実行した。人件費削減だけでなく高リスク作業の自動化により建設現場の慢性的な問題である安全事故を減らせる点が強力な投資魅力となったからだ。

現在ロボコンのソリューションは国内建設会社が手掛けるシンガポールのトゥアス港や台湾の台北空港プロジェクトなどグローバル現場に相次いで導入されている。最近はイギリスの大手鉄筋加工業者ミッドランドスチールが生産工程にロボコンのソリューションを採用した。

ロボコンは今回確保した資金を技術の高度化とグローバル市場でのシェア拡大に投入する計画だ。特に海外受注の増加に対応して設備を増設する一方、鉄筋加工にとどまらず骨組み組立てなど工程全般にロボットソリューションのラインアップを拡張する予定だ。

IB業界関係者は「ロボコンは既にグローバル市場で受注実績(レファレンス)を確保した『実績基盤』のロボット企業だ」と述べ、「サムスン物産という事業パートナーを持つうえ2027年の上場目標まで提示しており建設産業の縮小にもかかわらず投資家の資金が流入した」と語った。

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