2025年10月に始まった国民年金公団の基金運用職の採用が、目標人数を満たせないまま終了した。特に適格者を一人も見つけられず、採用人数がゼロの選考だけで7件に達するなど、慢性的な人手不足の深刻さを露わにした。
24日、公的機関経営情報システム「アルリオ」によると、国民年金公団は2025年10月に実施した第3次基金運用職採用を最近締め切った。当初30人の採用を計画していたが、最終採用人数は14人にとどまり、目標の半分を下回ったことが分かった。
今回の採用には合計18の選考に113人が応募したが、適格者を見つけられず採用人数がゼロの選考だけで7件に達した。受託者責任担当、国内債券担当、海外株式の株式戦略担当など主要ポストで適格者がいなかったか途中辞退者が発生し、最終競争倍率は0対1を記録した。
受託者責任担当、国内債券担当、海外株式の株式戦略担当、資金管理の会計決算責任、資金管理の税務支援担当、基金情報の基金情報企画担当、基金情報の基金情報知能担当などの選考では採用者がいなかった。
アセットクラス別の志向は明確に分かれた。国内株式・債券などの伝統資産の選考は苦戦した一方、オルタナティブ投資分野は比較的高い応募率を示した。特に不動産投資担当の選考は14.50対1の最高倍率を記録し、オルタナティブリスク管理責任(9対1)、プライベートベンチャー投資担当(6対1)などが続いた。
運用業界関係者は「国内株式や債券はソウルで選択肢が多い一方、巨額の長期投資が必須のオルタナティブ投資は国民年金ほど豊富な資金力を備えたところが少ない」と述べ、「海外ビジネスの経験を積みやすく、将来的な転職を視野に入れた志望者が集まったとみられる」と分析した。続けて「海外のビジネスも多く経験できるため、国民年金から海外へ転職する事例も相当数ある」と説明した。