鄭恩甫(チョン・ウンボ)韓国取引所理事長が「KOSPIが6000を突破できる」との見通しを示した。また取引所が「ゾンビ企業」の上場廃止を強化するとも述べた。
鄭理事長は20日に公開されたブルームバーグ通信とのインタビューでこう語った.
鄭理事長は「KOSPIが5000に近づいている」とし、「6000も可能だと考える」と述べた。
鄭理事長は「半導体、防衛産業、造船業など韓国の主力産業が競争力を高め、株式市場のバリュエーション上昇をけん引している」と説明した。
KOSPI指数は今後2%上昇すれば5000を突破できるが、6000を超えるには今後22%の追加上昇が必要である。
KOSPI指数はこの1年で94%急騰した。最近は12取引日連続で過去最高値を相次いで更新した。ブルームバーグは、これはブルームバーグが追跡する90以上のグローバル株価指数の中で上昇率が最も高いと報じた
鄭理事長は取引所が「KOSPI6000突破のために」いわゆる「ゾンビ企業」や、長期間にわたり利払いを賄うだけの利益を出せない企業の上場廃止を強化する」と明らかにした。
鄭理事長は「市場の信頼を回復するため、こうした企業は可能な限り速やかに退出すべきだ」と付け加えた。
続けて「経済規模と資本市場の規模に比べ、約2800社の上場企業は多すぎる」と説明した。
また韓国株式市場のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)先進国指数への組み入れに向け取り組んでいると説明した.
鄭理事長は「MSCI先進国指数への組み入れまでには数年かかる可能性がある」としつつも、「組み入れが実現すればグローバルファンドの資金流入が流出規模を大きく上回るだろう」と期待を示した。
鄭理事長は最後に「韓国株式市場の上昇基調が続く見通しだ」とし、「韓国政府が株主リターンの改善とグローバル資本の誘致努力を一段と強化する」と強調した。