韓国取引所(KRX)が6月に株式市場の取引時間延長を本格的に推進する。午前7時から株式売買が可能になるなど投資家の利便性は高まる見通しだが、一方で流動性の分散に伴う価格の歪みや投資疲労の蓄積など副作用を懸念する声も出ている。

ソウル・ヨイドの韓国取引所。/News1

13日金融投資業界によれば、韓国取引所は12日金融委員会の業務報告で会員社に取引時間延長の推進案を共有した。現在午前9時から午後3時30分までの通常取引時間の前後に、プレマーケット(午前7〜8時)とアフターマーケット(午後4〜8時)を開設するのが骨子だ。施行目標時点は2025年6月である。

制度が導入されれば1日約13時間の株式売買が可能になる。ただし個人投資家の間では不満の声も出ている。取引時間が長くなるほど流動性が分散して気配値板が薄くなり、少ない注文でも株価が急変する「価格の歪み」が発生し得るとの懸念からだ。

ある個人投資家は「出来高が少ない時間帯に大口注文が流入すれば株価が大きく乱高下し得る」と述べ、「米国株式市場のニュースが午前7時のプレマーケットに先行反映される場合、リアルタイム対応が強いられ投資疲労が極度に高まるだろう」と指摘した。続けて「これまでアフターマーケットで板が薄いせいでチャートが歪む現象を目撃してきたではないか」と付け加えた。

専門家も流動性分散に伴う副作用の可能性を指摘する。イ・ソンボク資本市場研究院研究委員は「取引時間が延長されれば市場流動性が1日全般にわたり分散し、時間帯別の流動性の偏差が深まる可能性がある」とし、「これは個別銘柄の価格の歪みを誘発し、市場全体としては価格発見機能を弱めるおそれがある」と述べた。

ただし取引時間延長という方向性自体については肯定的な評価も出ている。イ研究委員は「それでもグローバルな流動性競争が激化する状況では取引時間の延長は不可避な側面がある」とし、「市場アクセスが低下する場合、グローバル投資資金の誘致の観点で不利益を甘受せざるを得ない可能性がある」と語った。

韓国取引所もグローバルな流れと投資家の選択権を考慮した措置という立場だ。最近、米国のニューヨーク証券取引所(NYSE)とナスダックが24時間取引体制の構築を進めるなど主要市場が取引時間の拡大に動く中、韓国株式市場もアクセスを高めグローバル競争力を確保すべきだということだ。

これに対し一部投資家は制度の趣旨には共感しつつも、軟着陸に向けた安全装置が必要だと主張する。全銘柄を一律に許容するよりも、時価総額が大きく変動性の低い優良株を中心に段階的に実施すべきとの意見だ。また情報力と資金力で不利な個人投資家に配慮し、既存のアフターマーケットと同様に空売りなどを制限すべきだとの声も出ている。

一方、業界では取引所が取引時間の延長を急ぐ背景として代替取引所(ATS)の成長を挙げる。昨年発足したネクストレード(NXT)がプレ・アフターマーケットを前面に押し出しシェアを急速に伸ばすと、本格的なシェア防衛に乗り出したとの分析だ。実際に昨年NXTの出来高が急増して出来高上限である「15%ルール」に迫ると、韓国取引所は時限的に取引手数料を引き下げてけん制に動いたこともある。

ある金融投資業界関係者は「取引時間の延長がグローバルな潮流であるのは事実だが、NXTが制度を整えた後にそれに追随するのはシェア防衛の性格が濃い」と述べ、「シェア規制を受けるNXTの立場では、取引時間の優位まで失われる場合、経営上の打撃が小さくないだろう」と語った。

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