新年入り後、KOSPIが連日で史上最高値を更新するなか、韓国の株式型公募ファンド市場も明確な資金流入基調を示している。
8日、韓国金融投資協会などによると、韓国の株式型公募ファンドの設定額は5日基準で100兆3122億ウォンとなった。これは昨年5月末の約57兆ウォン水準から7カ月で2倍近く増加した数値である。
昨年11月以降、人工知能(AI)関連のグロース株の過大評価をめぐる議論で株式型ファンド資金も鈍化したが、年末の「サンタラリー」への期待が復活し投資心理が持ち直した。とりわけ新年入り後、半導体の主力銘柄がラリーを主導し、公募ファンドの設定額も再び弾みをつけた。
KOSPIは新年初の営業日(1月2日)に4300台を突破したのに続き、前日には初めて取引時間中に4600台を上回り、4営業日連続で100ポイント単位で最高値を塗り替えた。
このような上昇基調は、米国株式市場の堅調、輸出の回復、半導体の業績期待などと相まって、韓国の株式型ファンドにもプラスに作用している。
一方、韓国の債券型公募ファンド市場は縮小基調だ。5日基準の債券型ファンド設定額は86兆7183億ウォンで、昨年9月(100兆ウォン突破)以降減少している。とくに年末の閑散期と韓国銀行の政策金利据え置き長期化見通し、債券金利の急騰などが影響した。
国債3年物を基準に、昨年10月に2.5〜2.6%台だった金利は先月11日に3.1%を突破し年内最高値を更新した。その後、当局の市場安定措置により2.9%台へ低下したが、依然として以前より高い水準である。
投資家のリスク資産選好の高まりも、債券からの資金流出を促した要因とされる。ただし今後は債券金利が下方に安定化する可能性があるとの意見が出ている。
イム・ジェギュンKB証券研究員は「利下げ期待は非常に低いが、年末の損切り売りが出て過度に上昇していた分、金利は低下する」と述べ、「加えて確定拠出年金などの退職年金資金の執行、年初の売買再開、4月から流入する世界国債指数(WGBI)関連資金も債券市場にプラスだ」と語った。