ソウル江南区のシデインジェ学院の様子。/聯合ニュース

入試学園「時代人才」を運営するハイコンシが、幼・小学生向け専門学習誌「ウィンク」を運営するダンビー教育の買収を進める。2025年に入り、中高生向け教育事業者のハヌル教育に加え、人工知能(AI)数学教育プラットフォーム運営会社であるMathpressoの持ち分まで買い増し、私教育のM&A市場で存在感を高めている。

31日、投資銀行(IB)業界によると、ハイコンシは新技術事業金融会社トニーインベストメントと入試教育会社イトゥス教育などが保有するダンビー教育の経営権持ち分75%の取得に乗り出した。最近、イトゥス教育の筆頭株主であるアンカーエクイティパートナーズ(アンカーPE)と株式売買契約(SPA)も締結したと伝わった。

ダンビー教育の経営権持ち分75%の取引額は約380億ウォンとされる。財務的投資家(FI)のトニーインベストメントはダンビー教育買収プロジェクトファンドを組成して資金を拠出する方針で、ハイコンシは戦略的投資家(SI)としてプロジェクトファンドに一部資金を出資する予定だと把握されている。

ダンビー教育は、エドテック企業i-Scream eduで幼・小中学生向けスマートラーニングサービス「アイスクリームホームラン」を設計したクォン・ヨングム代表が2016年に設立した。紙の教材と専用スマートパッドを併用して児童の学習を促す「ウィンク」が中核サービスで、2024年は個別基準で売上高671億ウォンを記録した。

アンカーPEは2015年にイトゥス教育への少数持ち分投資から始め、現在は約60%を保有する筆頭株主に浮上した。先にアンカーPEはイトゥス教育の幼・小学生向け事業拡大を目標にダンビー教育をイトゥス教育の子会社として買収し、2023年にはダンビー教育の上場を推進したものの、不成立に終わった。

ハイコンシがダンビー教育の買収により、私教育市場全般へ事業領域の拡大に踏み出したとの評価が出ている。時代人才でテチドンの入試私教育で首位事業者に躍り出たハイコンシは、2025年に入り小中学生向け教育企業のハヌル教育を買収し、AI数学教育プラットフォーム「クァンダ」運営会社であるMathpressoの筆頭株主にもなった。

IB業界のある関係者は「ハイコンシが高校入試中心の事業構造を越え、初・中等、幼児・児童まで年齢帯別の教育事業構造を構築している」と述べたうえで、「特にアンカーPEがダンビー教育の上場不成立でエグジット(投資金回収)に苦労していた分、買収交渉も速やかに進んだと承知している」と語った。

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