NH投資証券が年金総資産15兆ウォン突破来年20兆ウォン目標

NH投資証券は自社の年金総資産が15兆ウォンを突破したと31日に明らかにした。

会社によると、前日時点の年金資産は退職年金が10兆1,392億ウォン、年金貯蓄が5兆2,518億ウォンなど合計15兆3,910億ウォンと集計された。これは2024年12月末（11兆5,279億ウォン）と比べて34%増加した数値である。直近3年間の年金総資産の増加率は128%に達する。

とりわけ加入者が直接運用する退職年金の確定拠出型（DC）、個人型退職年金（IRP）の合算積立金が今年1年だけで42%という高い伸びを示した。

NH投資証券は、退職年金と個人年金を網羅する差別化された顧客管理サービスと競争力のある年金商品に対する顧客の信頼が下支えした結果だと説明した。

NH投資証券は年金顧客の専門相談センター「年金資産管理センター」を通じ、加入初期から体系的に資産管理サービスを提供している。さらにVIP年金チームを新設し、高額年金顧客向けのカスタマイズ型コンサルティングも強化した。年金専門の相談電話、カカオトークのチャンネル「NH投資証券 退職年金 チングトーク」など多様なチャネルを通じて、顧客に合わせた年金資産管理コンテンツも継続的に提供している。

NH投資証券は来年の年金資産20兆ウォン達成を目標に年金事業を一段と拡大する計画である。退職年金と個人年金の同時成長を持続し、デジタル技術と投資ソリューションを組み合わせた差別化戦略を通じて年金市場で先導的地位を確保していく方針だ。

イ・ジェギョンNH投資証券チャネルソリューション部門副社長は「今後も顧客の老後資産を安定的に育てられるよう、差別化された年金投資ソリューションと資産管理サービスを拡大していく」と語った。