韓国取引所が10社と翌年市場造成契約を締結し銘柄数を増加

韓国取引所は10社の会員社と翌年の株式市場における市場造成契約を締結したと30日に明らかにした。

市場造成者は契約対象の銘柄について常時、買い・売りの気配を提示し、取引が円滑に行われるよう流動性を供給する。

今回の契約に参加した10社はNH投資証券、教保証券、信栄証券、韓国IMC証券、LS証券、メリッツ証券、CLSAコリア証券、ダオール投資証券、大信證券、シンハン投資証券などである。

翌年の有価証券市場の市場造成銘柄は313件で、今年（304件）より3%増加した。KOSDAQ市場は421件で、今年（415件）より1%増えた。

取引所は「有価証券市場は市場造成契約銘柄の95.2%、KOSDAQ市場は37.5%に2社以上の市場造成者が配分された」とし、「今後も市場造成対象銘柄の流動性拡大のために継続的に努める計画だ」と述べた。

一方、取引所は前日、19社の証券会社と翌年の株式・株価指数デリバティブの市場造成契約を締結した。合計354件のデリバティブに対して2社以上の市場造成者が配分された。