29日、韓国の株式市場は上昇して始まった。KOSPIは取引序盤に大型半導体株の急騰を受けて上げ幅を広げており、KOSDAQもバイオ株の強さで上昇基調にある。
同日午前9時24分時点でKOSPIは4180〜4182前後で推移している。KOSPIはこの日、前営業日比16.8ポイント高の4146.48で取引を開始した後、日中の上げ幅を拡大している。
有価証券市場では個人が3881億ウォン分を純買いし、単独で買いに回っている。これに対し、外国人と機関はそれぞれ430億ウォン、3332億ウォンを純売りしている。ただし機関の内訳では、金融投資が4323億ウォンの「売り」に動いている一方、年金基金と投信がそれぞれ206億ウォン、235億ウォンを純買いしている。
KOSPIの上昇は半導体の大型株が主導している。サムスン電子は1.79%、SKハイニックスは5.68%上昇中である。証券街が両銘柄の目標株価を引き上げた影響とみられる。反面、LGエナジーソリューションは1.83%、サムスンバイオロジクスは0.65%下落し、軟調に推移している。
同時刻のKOSDAQは前営業日比3.55ポイント高の923.22で始まり、923〜924前後で取引されている。KOSDAQ市場でも個人が1516億ウォン分を純買いしているが、外国人と機関がそれぞれ295億ウォン、955億ウォンを純売りし、指数の上昇を抑えている。
KOSDAQ市場ではバイオ株が指数の上昇を主導している。Alteogenはグローバル製薬企業とオプション契約を締結したとの知らせに2%超上昇している。ABLバイオ(0.75%)、LigaChem Biosciences(0.44%)、HLB(0.33%)、Peptron(8.93%)などにも買いが入った。
ソウル外国為替市場でウォン・ドル相場は前営業日(1445ウォン)より4ウォン安い1441ウォンで始まった。