SKハイニックスのヨンインキャンパス共生施設新築工事の予想鳥瞰図。/Dongbu Corporation提供

SKハイニックスが投資警告銘柄の指定から解除された29日、寄り付き後の序盤は堅調だ。

同日午前9時43分時点でSKハイニックスは前営業日比3万1000ウォン(5.18%)高の63万ウォンで取引されている。

26日、レギュラーセッションの取引終了後、韓国取引所の市場監視委員会は、SKハイニックスなど時価総額上位100位の大型株を投資警告指定の対象から除外するよう市場監視規程を改正すると発表した。施行細則は同日から施行される。

従来は1年間で個別銘柄の株価が200%超上昇した場合、大型株まで一律に投資警告銘柄に指定していた。SKハイニックスもこの理由で11日に投資警告銘柄として分類された経緯がある。

証券街ではSKハイニックスに対する見方を引き上げている。NH投資証券は同日、SKハイニックスの目標株価を従来の86万ウォンから88万ウォンへ引き上げた。来年のSKハイニックスの営業利益は前年比133%増の105兆5000億ウォンに達すると見込んだ。

リュ・ヨンホNH投資証券研究員は「来年も圧倒的な自己資本利益率(ROE)にもかかわらず、相対的な割安圏を維持する」と述べ、「想定より早いメモリー価格の上昇で2026年の業績上方修正が続いている」と語った。

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