IBK投資証券がGSリテールの第4四半期業績改善を予想目標株価を2万7000ウォンに引き上げ

IBK投資証券は19日、GSリテールの第4四半期業績がコンビニエンスストア事業部の成長に支えられ改善するとの見通しを示した。同時に投資意見「買い（Buy）」を維持し、目標株価を従来の2万3000ウォンから2万7000ウォンへ引き上げた。前営業日終値でGSリテールの株価は2万1850ウォンである。

ナム・ソンヒョンIBK投資証券研究員は、消費クーポン効果と前年の低い比較水準、不採算店舗の整理による固定費削減、秋夕（チュソク）連休の時期差によるスーパーマーケット事業の成長を根拠に、GSリテールの第4四半期の好業績が続くと分析した。

ナム研究員は、GSリテールの今年第4四半期の連結ベース売上高を3兆323億ウォン、営業利益を529億ウォンと推定した。これは前年同期比でそれぞれ2.1%、90.5%の増加となる。

ただし新規店舗の出店は限定的とみる。ナム研究員は「消費景気の低迷と加盟店主の収益性悪化で運営の効率化は容易ではない」と述べ、「出店拡大よりも店舗効率の改善に集中せざるを得ない状況だ」と説明した。

店舗調整は来年上半期まで続く見通しである。ナム研究員は「店舗調整の効果で2026年上半期までコンビニエンスストア事業部の利益成長は持続する」としつつも、「中長期の成長戦略に対する検討は不可避だ」と付け加えた。