金融委がDongsung FinetecとWell Biotecに計15億ウォン超の課徴金賦課

金融委員会は17日の定例会議でDongsung FinetecとWell Biotecの会計基準違反に対する課徴金賦課を最終議決した。先立って金融委傘下の証券先物委員会が両社に対し検察告発と監査人指定などの制裁を議決したことに伴う後続措置である。

Dongsung Finetecは会社610万ウォン、代表理事をはじめとする4人1億4,880万ウォンなど計1億5,490万ウォンの課徴金を賦課された。Dongsung Finetecは請負工事契約の変更事項を適時に反映せず、工事進捗率を操作して当期純利益と自己資本を水増しした。また請負金額と外注加工費増額の合意事実を監査人に隠し、外部監査を妨害した。

Well Biotecは会社10億9,280万ウォン、前代表理事をはじめとする3人3億950万ウォンなど計14億230万ウォンの課徴金が賦課された。Well Biotecは保有していた自己転換社債を特別関係者に相場より安く売却しながらも、これを2019年から2022年まで会計帳簿に損失として反映しなかった。さらに別の業者が運営した事業をあたかも自ら実施したかのように処理し、売上と費用を虚偽計上した。

金融委はWell Biotecの外部監査を担当したShinhan会計法人についても、主要取引と売上に対する監査手続きを疎かにした責任を問うて2億850万ウォンの課徴金を賦課した。