KOSPI指数が17日に4000を回復して上昇して始まった。ただし寄り付き直後にやや軟調に転じた後、再び反発するなど、ボラティリティの大きい値動きとなっている。
同日午前9時10分時点でKOSPI指数は前営業日比17.28ポイント(0.43%)高の4016.41を示している。KOSPI指数は前営業日比20.30ポイント(0.51%)高の4019.43で始まった。
有価証券市場は個人が牽引している。個人が2064億ウォンの純買いの一方、外国人と機関はそれぞれ1852億ウォン、241億ウォンの純売りとなっている。
有価証券市場の時価総額上位銘柄はまちまちの展開である。サムスン電子とSKハイニックス、現代自、起亜が上昇する一方で、LGエナジーソリューション、サムスンバイオロジクス、HD現代重工業、斗山エナビリティなどは下落している。
同時刻のKOSDAQ指数は前営業日比3.35ポイント(0.37%)高の919.46で取引されている。KOSDAQ指数は前営業日比5.92ポイント(0.65%)高の922.03で寄り付いた。
KOSDAQ市場も個人が牽引している。個人が1394億ウォンの純買いの一方、外国人と機関がそれぞれ731億ウォン、287億ウォンを売り越している。
KOSDAQ時価総額上位銘柄は10銘柄のうち6銘柄が上昇している。Alteogen、エコプロ、HLB、サムチョンダン製薬が上昇する一方で、エコプロBM、ABLバイオ、レインボーロボティクス、コーロンティシュジン、LigaChem Biosciences、Peptronは下落している。
前夜の米主要3指数はまちまちで引けた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)ではダウ工業株30種平均が前日比302.30ポイント(0.62%)安の4万8114.26で取引を終え、S&P500は前日比16.25ポイント(0.24%)安の6800.26、ナスダック総合は54.05ポイント(0.23%)高の2万3111.46で引けた。
米国の11月非農業部門雇用は前月比6万4000人増となった。11月の失業率は4.6%で2021年9月以降の最高水準を記録した。新規雇用が明確な減速基調を示し、リスク回避心理を刺激したとみられる。
ただし米国のハイテク株は反発した。エヌビディアとアップル、マイクロソフト、アマゾン、ブロードコムは小幅高で引けた。テスラはスペースXが上場するとの期待感から3%超上昇した。