ミレアセット資産運用AUMが500兆ウォン突破し海外比率43％に拡大

ミレアセット資産運用は15日、総運用資産（AUM）が500兆ウォンを突破したと明らかにした。

ミレアセット資産運用によると、先月末時点で同社は韓国と米国・ベトナム・ブラジル・英国・インド・日本など16地域で総額504兆ウォンを運用している。2022年末に250兆ウォンだったAUMは2023年末に305兆ウォン、昨年末に378兆ウォンへと着実に増加した。

とりわけミレアセット資産運用は、5月にAUMが400兆ウォンを突破したのに続き、約6カ月で100兆ウォン増加したと強調した。

こうした成果について、同社はグローバル投資家基盤が急速に拡大し、独自のグローバル成長構造を備えたためだと説明した。今年第3四半期累計の連結ベースで、ミレアセット資産運用の全体純利益に占める海外法人の比率は約43%に達する。

現在、ミレアセットのグローバル上場投資信託（ETF）の運用資産規模は約300兆ウォンである。これはグローバルETF運用会社の中で12位水準だ。

同社関係者は「TIGER ETFは韓国の個人投資家に好まれるブランドとして定着し、海外市場では『Global X』が多様なキラープロダクト（Killer Product）を打ち出し知名度を高めた」と述べた。

ミレアセット資産運用は最近、世界各国でコインの現物・先物、戦略型ETFなど多様な仮想資産関連商品を運用している。あわせてスマートコントラクトとオンチェーンファンドなど次世代金融インフラに関するノウハウを基盤に、今後は韓国市場でも積極的に投資機会を発掘していく予定だ。

イ・ジュンヨンミレアセット資産運用副会長は「今後も差別化された投資戦略と革新的なキラープロダクトの開発を通じて、投資家にさらに多様で優れた投資機会を提供する」と語った。