韓国取引所がバリューアップ指数編入企業と懇談会開催へ

韓国取引所は永登浦区汝矣島洞の韓国取引所で15日に「コリア・バリューアップ指数編入企業懇談会」を開催したと明らかにした。

今回の懇談会は、バリューアップ指数が最高値を更新したことを機に、バリューアップ・プログラムの継続推進の意思を示し、指数編入企業の企業価値向上計画の公示への参加を促すために用意したものだ。

この日の懇談会にはKOSPI上場企業7社とKOSDAQ上場企業3社の計10社が出席した。出席企業はDoubleU Games、ドンジンセミケム、Myoung Shin Industry、ピングレ、サムスン電子、COSMAXなどだ。

懇談会に出席した企業は、企業価値向上の取り組みが市場で認められた点で共感を示し、今後も株主還元の拡大や収益性改善などバリューアップ公示を積極的に履行するとの立場を明らかにした。

鄭恩甫（チョン・ウンボ）韓国取引所理事長は「2024年にバリューアップ指数を発表して以来、関連ETP13種類の純資産総額（AUM）が2025年11月末時点で1兆ウォンを突破し、外国人売買代金比率も発売当時の7.8%から24.8%へ大幅に増加するなど、市場と投資家の関心が高まっている」と説明した。

一方、韓国取引所はバリューアップ公示企業中心の段階的な指数構成計画に基づき、2026年6月の定期審査からは企業価値向上計画を公示し、これを履行した企業を中心に指数を構成する方針だ。