IBK投資証券は2025年のKOSPI予想レンジを3500〜4700ポイントへ引き上げたと11日に明らかにした。従来の上限は4000ポイントだったが、半導体業種を中心にKOSPI企業の業績が改善した点を反映した。

11日午前、ソウル市中区のハナ銀行ディーリングルームの電光掲示板にKOSPIとKOSDAQ、ウォン・ドル相場の市況が表示されている。/News1

ピョン・ジュンホIBK投資証券研究員は「最近は株式市場の短期的な変動性が拡大したが、人工知能(AI)および半導体市況の好況期待が強まり、半導体業種を中心にKOSPI企業の業績予想が上方修正されている」と述べた。

IBK投資証券がKOSPI200内でコンセンサス(証券会社の予想値)が示された企業を分析した結果、2025年のKOSPI営業利益は2024年より46%増加する見通しとなった。これは10月下旬の予想(31%)に比べて15%ポイントの上方修正水準である。

業績の上方修正は主に半導体業種を中心に表れた。2025年の営業利益予想は10月下旬に比べ現在16%上方修正されたが、同期間にサムスン電子は43%、SKハイニックスは37%と大幅な予想上方修正が示されたとピョン研究員は説明した。

ピョン研究員は「2023年末と比べると現在のKOSPI上昇率は56%水準で、業績改善の速度に比べて株式市場の上昇ペースは鈍い状況だ」としつつ、「2025年の業績見通しが下方修正されるリスクはあるが、現在の景気動向や半導体市況、そして利益修正比率の推移を踏まえると、第1四半期まではそのリスクが顕在化する可能性は小さい」と述べた。

続けて「2024年の株式市場が急騰した価格に対する負担があるかもしれないが、2025年の業績改善まで仮定した業績増加率に比しては、依然として追加の上昇余地があると推定される」と語った。

KOSPIレンジの追加上昇要因としては、▲強力な韓米通貨スワップに伴う為替の急落と外国人投資家の攻撃的な純買い拡大 ▲大型企業の株主還元政策強化 ▲関税撤回に伴うグローバル貿易の回復 ▲2025年6月のMSCI先進国指数観察国入りに伴う外国人資金流入 ▲半導体市況の好調持続と業績信頼度の向上――などを挙げた。

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