仮想資産の価格が全般的に下落基調を示している。ビットコインは一時、9万2000ドルの水準を割り込む場面もあった。

11日午前8時10分現在、グローバルのコイン相場中継サイトであるコインマーケットキャップで、ビットコインは24時間前比0.35%安の9万2343ドルを付けている。ビットコインはこの日午前に9万4000ドルを突破する場面もあったが、その後下落した。

ビットコインの画像。/News1

時価総額2位のイーサリアムは24時間前より0.68%高い3345ドルで取引中だ。ソラナは0.72%安の137ドル、XRP(リップル)は2.73%安の2.05ドルをそれぞれ記録している。

この日、米国の中央銀行である連邦準備制度(Fed・FRB)は金利を0.25%ポイント引き下げた。今年3回目の利下げである。それにもかかわらず、来年に見込まれる利下げ水準が市場の期待に届かず、仮想資産価格が下落しているとの分析が出ている。ドットチャート(金利見通し)は2026年に0.25%ポイントの利下げ、2027年に追加で0.25%ポイントの利下げになると予想した。

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